オーディオブック9つのメリット・3つのデメリット(audiobook.jp2014〜継続中)
※2019.12.20加筆 『8.岩橋の本の選び方』追加。Febe時代の特典を削除
※2019.6.13加筆 『7.これまでに聴いたおすすめオーディオブック』新規追加
※2018.4.13加筆
※2017.9.30加筆
※2017.9.29加筆
※2017.4.26加筆
※2017.3.1初稿
1.オーディオブックとは?
オーディオブックとは、一言で言えば、耳で聴く本です。
本をプロのナレーターが朗読し、それを耳で聞きます。一冊2時間くらいのものから、分厚い本なら10時間以上のものもあります。
当たり前ですが、本を手で持って、それを読むことに集中します。
しかし、オーディオブックは手ぶらでOKです。
ラジオを聴く、音楽を聴く、そんな感じで、本を聴けます。
仕事柄、車での移動が長く、この時間を好きなミスチルやB’zの魂を鼓舞する曲を聞くだけの日々が続いていた中で、友人から紹介してもらったのがこのオーディオブックでした。
車社会のアメリカではオーディオブックはメジャーな存在だそうです。日本ではこれからの成長が期待できる市場のように思います。
最初は、アマゾンでオーディオブックを試しに購入してみました。
この時に聞いたのが『代表的日本人』です。
この内容もHARUOさんの語りもすばらしく。未だに何度も聴き続けています。
特に、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹がお気に入りです。
この記事では2014年から現在にいたるまで、耳読書が完全に習慣化している私が、オーディオブックのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
2.オーディオブック9つのメリット
1.隙間時間・○○しながら~どこでも聴きたい人におすすめ
私の場合は、CD-RにMP3データとして焼き入れ、主にカーナビで、時々家のコンポで再生していました。
今はカーナビを新調して、SDカードにMP3データを入れて聴いています。
64GBなど、大容量のSDカードにすることで、CD-Rを何枚も持つ必要がなくなりました。
また、SDカードはダウンロードしたデータをコピペすれば終了なので、新しいオーディオブックを追加する作業も格段に楽です。
iPadやiPhoneにダウンロードしても聴けますし、ウォークマンやiPodなどでも聴けます。
audiobook.jpだとクラウドで一度購入すると何度でもダウンロードできるのでデータが壊れて書い直す心配もないのも嬉しい点です。
2.目で読むのがしんどい年配の方・目が疲れがちな方におすすめ
60代の親、80代の祖母にもCD-Rに焼いたMP3を聞けるラジカセを提供することで実家でも楽しんでいます。
ビジネス書ではなく、吉川英治の『三国志』『黒田如水』や、『海賊と呼ばれた男』などの小説や、健康や片付けについての本などを楽しんでいます。
年をとって、目で読むのがしんどくなった方への新たな娯楽としてもおすすめできます。
また、パソコン・スマホ・タブレット・テレビと電子機器づけ、読書づけなどで、目を酷使している方にもおすすめです。
私自身もそうですが、現代人は目を酷使し過ぎているように感じます。
読書を耳でこなすことで、目への負担軽減につながります。
『君の膵臓を食べたい』も聴きました。アニメ声優である鈴村健一さん、堀江由衣さんによる朗読で、とても良い作品に仕上がっていました。娯楽としても活用できます。
3.読書が苦手だけど学びたい人におすすめ
文字が小さいもの、分厚い本が苦手だという方にとてもおすすめです。
あまり普段読書をしない妻も車の中で楽しんで聴いています。
私も以前、『7つの習慣』が分厚くて途中で挫折したことがあるのですが、今は3回以上聴いています。
『自助論』『論語』『7つの習慣』が今のところ人格形成、人間的成長の三種の神器として時々セルフチェックをするための車で聴いています。
通勤や営業移動のついで、ジョギングやウォーキング中でも学べるので、学習はしたいけれど、読書は苦手な人におすすめです。
4.さまざまなツールで聴ける
スマホ、タブレット、パソコン、カーナビ、MP3プレイヤー、コンポなど、お持ちのオーディオが再生できるものなら、どれでも再生できます。
5.実は本を購入するより安い
ハードカバーのビジネス書なら1,500円~2,500円くらいはします。
が、オーディオブックであれば、プレミアム会員の場合、毎月1,300円で1冊読めます。
また、あとに述べるポイント利用や割引セールによって、だいたいの本が実質800円前後で購入できます。
ポイントを貯めれば、800円セールや500円セール、半額・40%オフセールのものをポイントだけでGETできます。
最近は、オーディオブックで聞いてみて、大変良ければ本も買うようになりつつあります。
6.本棚に本が貯まらない
当たり前ですが、オーディオブックは本棚が必要ありません。
電子書籍もこの点は同じですね。
私など、未読の本が積み上がっていたり、本棚が満杯になったりすることがよくありました。
しかし、車の移動時間でオーディオブックを活用するようになり、本を買う量がかなり減りました。
ダウンロードしたオーディオブックがなくなっても、audiobook.jpから何度もダウンロードできるので、紛失の心配もありません。
部屋の省スペースにもオーディオブックは貢献してくれます。
7.シェア・共有しやすい
読書で同じ本を読んで語り合うよりも、オーディオブックは、はるかに他の人と共有しやすいです。読書会・朗読会は時間的・場所的なハードルが高いです。
例えば、家族で共通のテーマについて考えたり、学習したり、同じ物語を楽しんだりできます。
私も妻といろいろと共有して語り合っています。具体的には、
・ダイエット、健康に取り組む内容の共有
・家庭のミッションステートメントを作成するために、『7つの習慣ファミリー』を共有
・家をすっきりさせるために、『人生がときめく片づけの魔法』を共有
・『海賊と呼ばれた男』『君の膵臓を食べたい』の感想を話し合う
・『幸せになる勇気』『嫌われる勇気』でアドラー心理学を共学
・『TQ-心の安らぎを発見する時間管理の探求』でタイムマネジメントを共学
などです。
特に物語形式の本は、ハードルが低く、読書が苦手な人でも楽しめますね。
共通言語ができると、会話も弾みます。
※他人で共有する場合は当然のことながらそれぞれ購入しましょう。
会社や組織でしたら、オーディオブックで各自聴いて、感想を話し合う。
そのことにより、学習や経営理念の浸透、社長の目指す経営スタイルの共有などができそうです。
同じ目的で内容を学習する。同じ本を読んで語り合う。
オーディオブックはシェア・共有に最適です。
8.繰り返し聴きたい人におすすめ
オーディオブック最大のメリットは気に入った本を何度でも聴けることです。
読書だと、一度読むとよっぽどでないと何度も読み返すことはないのですが、オーディオブックは「ながら」が可能です。
音楽のように、好きなものは繰り返し聴き、頭にしみこませることに向いていると思います。
また、オーディオブックの内容がすばらしくて本でも購入したものも何冊かあります。
audiobook.jpのプレミアム会員を継続している状態で、つい最近繰り返し特定の本を聞いていたら本を一冊借りれるチケット・ポイントが貯まったままで期限切れになりそうになり、無駄にしないためにセールで慌てて購入しました。結果として、オーディオブックでも買ったのに未読の本が貯まりつつあります。。。
9.倍速で聴ける
私は実際にはしていないのですが、倍速で聴くことも可能です。
最初は難しくても、耳が慣れてきたら大丈夫なようです。
これにより、ハイペースで効率的な耳読書が可能になります。
緊急ではないが重要で継続すると大切なことを習慣化できるオーディオブック
私は就職活動をする時に、「営業はしたくない」と思っていました。
人前に立って、接客するのが嫌だと当時思っていましたが、それは違いました。
本当の理由は、心から良いと思えるものだけを売りたい・紹介したいと思っていたことです。
オーディオブックは本当に好きで気に入っているものです。
なので、ここまで加筆も含めて筆が進みました。
オーディオブックは緊急ではないが、重要である第二領域(7つの習慣)の学習と成長を着実に進めてくれるツールです。
3.オーディオブック3つのデメリット
1.品揃え
必ずしも、自分が耳で聴きたい本がオーディオブックとしてあるわけではありません。
むしろ、書籍の数で考えればオーディオブック化されていない本の方が多いです。
書籍で一定以上売れた本でないとオーディオブックにはならないような気がします。
2.聴くのに向いている本と向いていない本がある
図解や写真が多用してあり、その解説が多いものはオーディオブックには不向きです。
数値を多く用いるようなものもあまり向かないように思います。
図解や資料はPDFでダウンロードできます。印刷するタブレット・パソコンで表示させるといったことが必要です。
一方で、考え方・思想を学ぶもの。小説・物語調のビジネス書などに向いていると思います。
3.漢字がわからず、意味がつかめないことがある
耳で聴くので、思っている漢字ではなくて、どうにもしっくりこないと感じることがあります。
例えば、『君の膵臓を食べたい』の”共病文庫”ですが、私は”狂病文庫”と思い込んでいましたが、あとで、意味から違うことがわかりました。
ただ、それでまったく本全体の意味がわからないということはないです。
前後の文脈の推測で、だいたい間違いなく理解できていると思います。
4.audiobook.jpについて
2018.3.19にFebeはaudiobook.jpに変わりました。
変更に伴い、聴き放題プランが登場しています。
30日間無料で、750円/月とのこと。
月額定額プランも変更されました。
無料または少額ではじめてみて、耳読書が習慣化しそうであれば定期購読されれば良いと思います。
合う合わないはやってみないとわかりませんよね。
人によって、聴き方によって耳読書のペースは違うと思います。
習慣化して、月何冊読むかが明確になった上で定額プランを決めれば良いのではないでしょうか。
最近はほとんど会員限定セールをウィンドウショッピング的に眺めて、その時にタイムリーで読みたいと思ったものを購入しているので、ほとんどの本を1000円以下、500円・800円でポイントを使って購入しています。
継続するならプレミアム会員がお得
※audiobook.jpに変更前のプランです
アカウント情報を登録して、クレジット決済情報を登録する一般的なネットショップ申込の流れです。
最初は試しに一冊単品購入して聴いてみて、良かったのでプレミアム会員になっています。
はじめは月チケット2枚のプラチナ会員を利用していたのですが、意外と繰り返し聴くことが多いのと、ダウンロードする暇がなく慌ただしかったので今は月チケット1枚のゴールド会員です。
チケットでたいていのオーディオブックは購入することができます。
ポイントが貯まる・使える
あと月2回300ポイントがもらえて、合計600ポイントがもらえます。
通常のオーディオブック購入なら100円で1Pのようです。
このポイントを使ってオーディオブックの購入ができます。
ポイントが足りない時は足りない分をクレジット決済で支払います。
割引セールもよくある
よく500円・800円・980円セールなどをしているので、そのタイミングでポイントを使えば200~300円くらいで1冊購入できます。
プレミアム会員向きに、半額・40%オフセールも定期的にあります。
新作も続々
結構新作も次々導入されていて、私はビジネス書メインですが、月1で聴きたいのを物色していて今まで飽きないで続けられています。
今のところ、他のサービスを利用していないので、他社との比較はできません。
5.オーディオブックの使い方〜ダウンロードからCDーR・SDカードに焼くまで〜
オーディオブックを購入すると、本棚に入り、いつでもダウンロードできます。
音質は128Kと64kがあります。正直私は音質の違いがそこまでわからないので、今はより容量が小さくて済む64kでダウンロードしています。
パソコン・外付けHD・USBメモリなどにダウンロードしたら、それをSDカードにコピーします。それで準備完了です。※直接SDカードにダウンロードでも良いと思います。
ダウンロードした時はZIP形式(圧縮ファイル)なので、本のタイトル名の新規フォルダを作成して、コピー&ペーストでMP3ファイルを移動させた上でZIPファイルは削除しています。
これならCD-R700M一枚で20時間前後聴けます。
SDカード64GBであれば、ほとんど冊数を気にせず、どんどんダウンロードできます。
ファイルは分割方式にすることで、聴きたいところから聴けるようにしています。
添付資料があるものはPDFファイルでダウンロードできるようになっています。
CD-Rに焼くのはi-Tunesを使っています。
スマホなら、audiobook.jpのアプリを使えます。
6.オーディオブックにあったらいいなと思うサービス
常連客にオーディオブックリクエスト特典
例えば、一定以上お買い上げ毎に、リクエスト券がもらえて、好きな本をオーディオブックにしてくれるというサービスがあればいいなと勝手に思っています。
マイナーでも名著で、耳で繰り返し聴きたい本があるためです。
常連客特典でなくても、多少高価になっても、そこそこの価格でこのサービスがあったら必ず利用します。
オーダーでつくっていただいたオーディオブックも配信商品にして、売上の○%もらえるといったオーディオブック会社・顧客がWin-Winになる仕組みがあれば宣伝もがんばってしますが・・・(^_^;)
7.これまでに聴いたおすすめオーディオブック
これまで聴いたオーディオブックで、振り返ってよかったと思うものを一部ご紹介します。なお、書籍タイトルについているリンクは、当ブログに書いた書籍の紹介記事へのリンクです。
自己啓発
『自助論』(サミュエル・スマイルズ著)
→明治時代に『学問のすすめ』と並んで読まれた二大啓蒙書の1つ。何度も読み返してます。生きる指針を確認できる名著です。
『渋沢栄一「論語」の読み方』(渋沢栄一著・竹内均訳)
→維新の三傑や戦国時代の武将なども例に上げて孔子の論語を解説されています。
『現代語訳 経営論語ー渋沢流・仕事と生き方』(渋沢栄一著・由井常彦監)
→渋沢さんに学ぶ論語です。
『論語物語』(下村湖人)
→論語を無理やり(?)ストーリーにして、孔子とその弟子が活躍します。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー著、フランクリン・コヴィー・ジャパン訳)
→『自助論』『論語』『7つの習慣』が私の3大自己啓発書です。7つの習慣は完訳版の方がわかりやすいです。
『嫌われる勇気ーーー自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎・古賀史健)・『幸せになる勇気ーーー自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』(岸見一郎・古賀史健)
→哲学者と成人の問答形式でアドラー心理学を学べます。「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」
『TQー心の安らぎを発見する時間管理の研究』(ハイラム・W・スミス著・黄木信・ジェームス・スキナー訳)
→TQはタイムクエストです。自分の価値観と優先順位を考え、それに基づくタイムマネジメントを紹介しています。この本を聴いて、手帳をフランクリン・プランナーの1日見開き2ページにしました。『7つの習慣』とつながる内容が多いです。
『ザ・コーチー最高の自分に出会える『目標の達人ノート』』
→実践したくなるコーチング本です。36歳営業係長星野さんの老紳士のコーチによるサクセスストーリー。確か泣ける話だったと思います。
『道をひらく』(松下幸之助)
→ご存知経営の神様の名著です。バイブルにしているビジネスパーソンも多い本です。
社員を大切にする経営
『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司)・『日本でいちばん大切にしたい会社2』(坂本光司)・『日本でいちばん大切にしたい会社3』(坂本光司)
→私が最終的に目指す会社の姿が描かれています。思わず涙を流すような感動のエピソードがあります。
『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』(山田昭男)
→未来工業の創業者のお話です。
経営コンサルティング
『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です』(カレン・フェラン著・神埼朗子訳)
→経営コンサルティングの本質を考えさせられる本です。
『戦略参謀ーーー経営プロフェッショナルの教科書』(稲田将人)
→大手紳士服チェーンを舞台にした企業改革の物語で学べます。人間の「業」にどう立ち向かうか。
『経営参謀ーーー戦略プロフェッショナルの教科書』(稲田将人)
→戦略参謀の続編です。こちらも物語で学べます。レディースアパレルに主人公の高山が転職。企業の参謀役として成長する主人公を描いています。「いかに戦略を立て実践するか」「事業が低迷する原因は何か」「V字回復のために戦略をどう構築し、実践したらいいのか」「企業改革を軌道に乗せていくための要点は」などがテーマ。
『ザ・ファシリテーター』(森時彦)
→物語で企業変革を学びます。ファシリテーションの具体的なテクニック・考え方が学べます。
マーケティング
→実例をもとに発展し続ける会社の秘訣を学べます。
『企画は、ひと言』(石田章洋)
→新しいコンセプトを考えたい人におすすめ。
『企画のネタ帳 30キーワードで楽々ネタ出し!』(山口照美)
→非常に中小企業向けの事業アイデアの宝庫です。具体例も多いです。
『影響力の武器[第三版]:なぜ、人は動かされるのか』(ロバート・B・チャルディーニ著・社会行動研究会訳)
→エピソードと人を動かす法則が面白いです。
『「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』(藤村正宏)
→コト消費を学べます。小さなお店の事例あり。
『お客様は「えこひいき」しなさい!』(高田靖久)
→顧客フォローで、リピーター・ファンを増やしたい方へ。
『60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法』(神田昌典)
→私の実践的マーケティングの原点は神田昌典さんです。考え方は今でも生きている内容です。
地域活性化
『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』(藻谷浩介・NHK広島取材班)
→自然を活かし、心豊かに持続可能な社会を。
『福井モデル 未来は地方から始まる』(藤吉雅春)
→福井に学ぶ地域活性化。
サービス
『絆が生まれる瞬間』(高野登)・『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』(高野登)
→リッツ・カールトン日本支社長が語るサービスの本質とは?
整理整頓
『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵)
→5S、片付け系で一番ヒットした本です。おかげさまで事務所がすっきりしました。今や世界のこんまりさんですね。
健康
『50歳からは炭水化物をやめなさい』(藤田紘一郎)
→ロカボ、低糖質が流行していますね。私も低糖質を目指していますがなかなか。。。
『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』(小林一行)
→私の減量のバイブルです。男性向けで、日々の習慣を少し変えるだけです。食べる順番を変える。炭水化物を少し減らす。日常の中に筋トレ動作を組み込む。2時間で繰り返し聞きやすいのも○です。上手な飲み会の食べ方も注目。
家族
『7つの習慣ファミリー』(スティーブン・R・コヴィー)
→家族のあり方を考える最良の書籍です。
『言うこと聞かない!落ち着きない!男の子のしつけに悩んだら読む本』(原坂一郎)
→男性保育士によるわかりやすいお話で悩みを解決。男の子だけでなく、男性にも効果的かも。
物語・小説
『海賊とよばれた男』上・下(百田尚樹)
→出光興産の創業者をモデルにしたお話です。熱いです。たくさんの声優が登場するオーディオドラマです。
『プロジェクトX挑戦者たち(1)執念の逆転劇 上巻』(NHKプロジェクトX制作班)・『プロジェクトX挑戦者たち(1)執念の逆転劇 下巻』(NHKプロジェクトX制作班)・『プロジェクトX挑戦者たち(2)復活への舞台裏 上巻』(NHKプロジェクトX制作班)
→おなじみプロジェクトXの書籍版です。熱いです。感動的です。
『君の膵臓をたべたい』(住野よる)
→映画にもなった小説。主要キャラはナレーターが別になっていて、ドラマのようです。
『椿山課長の7日間』(浅田次郎)
→これもオーディオドラマです。とてもおもしろいお話でした。
『モモ』(ミヒャエル・エンデ著・大島かおり訳)
→時間泥棒、現在でも考えさせられるテーマです。
『黒田如水』(吉川英治)
→黒田官兵衛(如水)の前半(荒木村重にとらわれて脱出するまで)のお話です。
『週間三国志』(吉川英治)
→吉川英治三国志の劉備・諸葛亮に関する部分をピックアップした構成です。「桃源の誓い」から「五丈原」までです。フルで三国志を楽しみたい方には物足りないかもしれません。
8.岩橋の本の選び方
本選びで最も大事なことは自分にとってタイムリーであることだと思います。
実際の本屋でも、並んでいる本をながめて、今自分がどの本・タイトルにひかれるかを自問自答しています。
オーディオブックでも目的書い以外では、会員向けセール会場の本をみて、今どれを読みたいかという直感を信じて購入しています。
人に勧められたり、読めと言われたりと受け身で与えられた本の内容はしっくり来ない時が多いです。
聴いていて退屈になったり、眠たくなるものはタイムリーではないというサインです。
自分が今、求めているものを読むことが主体的になり、積極的に吸収できると思います。
私も時々、続きが聴きたくて車で目的地についているのに聴き続けたりすることがあります。
夢中になれる本を夢中になれる時に聴くことがおすすめです。
9.終わりに〜オーディオブックで起きた変化〜
私はオーディオブックのおかげで劇的に学習時間が増えました。
1日車での往復が2時間としても、月15日以上は営業に出ます。
2時間×15日=30時間/月
これが1年だと、30時間/月×12ヶ月=360時間/年ということで、今まで無為に音楽や阪神戦の中継を聴いていた年間360時間が学習時間になりました。
もちろん、勉強するのがしんどい時は音楽にしたり、何も聴かなかったり、阪神戦を聴いたりすることもありますが、ほとんどの時間はオーディオブックを聴いています。
これを紹介してくれたT氏には心から感謝しております。
空き時間の有効活用で、大きな自己修養・知識の蓄積につながっております。
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