【まとめ】事業面の事業計画をつくろう

事業面のポイントについて、一通り説明してきました。

今回は、そのおさらいです。

市場分析で顧客・市場ニーズをよく把握する

腕や技術・ノウハウに自信がある方ほど、

「これは良い商品に違いない。売れるに決まっている」

と考え、売り手志向で商品開発を行い、思うように売れないということがよくあります。

小さな創業であれば、顧客全体を意識したり、市場シェアを考える必要はありません。

100人に1人、1000人に1人、ネットなら1万人に1人でいいので、特定のニーズ・価値観・悩みを持った顧客に刺さるものを考えましょう。

そのためには、顧客を具体的にイメージすることが大切です。

市場・顧客をよく調査・観察しましょう。

万人受けは、大手に任せましょう。

顧客を絞るということは、それ以外の顧客を捨てるという決断をするということです。

何かを捨てるということはとても勇気がいることです。

 

「誰に」「何を」「どのように」をよく考える

コンセプトをしっかり考えようということですね。

創業となると、ついついお店のネーミングや、店舗の外観・内装などに気をとられてしまいます。

しかし、一本筋の通ったコンセプトがあることはその大前提です。

顧客を具体的に想定し、その顧客が喜ぶ、満足する商品・サービスを用意し、提供する仕組みを確立し、知ってもらい買ってもらう工夫をします。

コンセプトがわかりやすく、おもしろく、なるほどと言われるものをまず固めたいものです。

 

競合がいる中、あなたのお店を顧客が選ぶ理由は何か

私は今でも顧客の声を自分のビジネスにおいて、重視しています。

専門家、中小企業診断士、経営コンサルタントという人は山程いらっしゃいます。

その中で、なぜ、私を選んでいただいていたのかが知りたいからです。

その一部はお客様の声でご紹介しています。

お客様の声

ここでも、お客様の立場に立って考えましょう。

お客様の視点で、その商品・サービスを買う方法の選択肢を考え、

それぞれを比較検討した上で、あなたのお店が選ばれるかどうか、

何をポイントに選ばれていただけるのか。

これは創業時だけでなく、創業後も継続的にチェックしましょう。

・お客様の声をアンケートを行う。インタビューする。

・インターネット上で口コミを探す。

・接客時に聞いてみる。

お客様の評価している点と、経営者が認識している強みが一致しており、それを進化させている状態が理想的です。

例えば、飲食店で、お客様には料理の味を評価いただいているのに、量販店と価格競争で負けてしまうと考えてしまい、原価を落とし、料理の味を落とすといったことをしないように注意が必要です。

 

販売促進も大切

販売促進で知ってもらい、来店してもらい、繰り返し利用してもらえる仕掛けをつくること。

これもビジネスを継続する上では非常に重要です。

売上が落ちている企業は、新規客が少なくなっております。また、既存顧客のリピート率も下がっています。

結果、売上が下がってしまっています。

利益率が落ちているということは、お客様に新しい価値を提案できていないことを意味します。

過去につくった商品・サービスは、できた時点から陳腐化がスタートしています。

商品・サービスの新陳代謝は避けられません。諸行無常、盛者必衰です。

「このお店はいつも何か新しいことに取り組んでいる。店舗のレイアウトがよく変わっている。新しい商品・サービス・提案がいつもあって、飽きない」

こう言われることも、新規顧客を引き寄せ、既存顧客が再来店してくださる上でとても重要です。

これまでの内容をもとに、事業面の中身をよく詰めましょう。

次回からはいよいよ数値計画についてです。

 

次回予告

次回は”販売促進の基本について”です。9月10日(月)朝5時に配信予定です。

※5月から第二・第四月曜日の月2回投稿に変更し、1回あたりのボリュームを増やしています。

次の記事:事業計画を作ろう~数値計画編~

前の記事:新規顧客獲得と既存顧客のリピート販売促進計画の立て方

最初の記事:はじめに

丹波経営研究会