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創業のリスク|ブログで創業塾0070

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創業のリスク

会社員をやめ、自営業になると、不利な点がいろいろあります。

会社員との違いを抑えておきましょう。

退職金

自営業者になるということは経営者になるということです。

会社員は退職金をいただく立場ですが、

自営業者は自分で退職金を貯める必要があります。

小規模企業共済は掛金を全額所得控除できる小規模企業の経営者のための退職金制度です。

月々の掛金も1,000円から7万円までを500円単位で自由に選択できます。

自営業の年金

自営業者の国民年金の受取額は少ないです。

会社負担がありませんし、掛金も少ないです。

自営業者は厚生年金には加入できません。

加入するには、株式会社などの法人になる必要があります。

国民年金基金で積み増すなど、老後を考えると他の制度活用を考える必要があります。

厚生年金に加入するために、ある程度事業が軌道に乗った段階で法人化するという手段もあります。

倒産しても失業保険はもらえない

雇われでなく、経営者になるので、当然といえば当然ですが、失業保険を自分にかけることはできません。

債務・損害賠償の責任

自営業者の場合、事業を通じて発生した債務は、個人の財産を持ち出しても弁済する義務があります。

※これを無限責任といいます。

会社の場合は、出資した金額がなくなるだけの有限責任です。

中小企業の場合、経営者が融資時に個人保証をしていれば、無限責任となります。

このことも頭に入れておいた方が良いでしょう。

とはいえ、真面目に・誠実に事業をしていれば、損害賠償を請求されたということはあまり聞きません。

金融機関の融資返済が難しくなるという方が実際にはあるように思われます。

有給休暇はない

自営業であれば、有給休暇はありません。

休もうと思えばいくらでも休めますが、当然のことながらその分売上(収入)は減ります。

無給休暇ですね(笑)

人を雇い、分業できるようになるまで、人の代わりはありません。

上司や同僚が助けてくれることはありません。

自己管理、健康管理は極めて重要です。

自営業は自衛業

会社勤めは多くの点で守られていますが、

自営業は自己管理ができないといけません。

退職後の備えも自分でよく考える必要があります。

自営業は人に決められた退職はないので、いつまでも働けますが^^;

好きな仕事で生涯現役で私もいきたいですが、備えは必要ですね。

次回は、創業の実態についてです。

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<自己紹介>中小企業診断士 岩橋 亮(Twitter名:りょうさん)
1980.11.28生。B型、射手座、左利き 大阪府三島郡島本町育ち。関西大学商学部卒 システムエンジニアで上場企業に就職(千葉・東京)。 自己啓発で中小企業診断士の勉強を開始。資格学校の先生に憧れ中小企業経営に携わるべく 社員20人の税理士法人に転職(京都)。 1度目は足切りに泣き2度目で中小企業診断士合格。経営支援に特化すべく27歳で独立。創業時、廃業の危機を乗り越え軌道に乗り現在14年目 「創業時にお金がかからず、継続的に色々と気軽に相談できる場所があれば」 を具現化しようと 2020.4オンラインバーゆうてんかをオープン

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