融資審査をクリアする4つのポイント|ブログで創業塾2090
融資審査をクリアする4つのポイント
ここでは金融機関の融資審査の上で重要と思われる点をご紹介します。
自己資金
勤務時代からお金を貯められない人は、会社を起こしても継続するのは難しいと思いますよね。
自己資金はきちんと本人が収入から貯めてきたものなにかが確認されるとのことです。
収入の範囲内で、支出を抑え、利益を出せるかが見られています。
一時的に他者からお金を通帳に入れてもらってお金があると見せかける、見せ金は見抜かれます。
事業全体の1/3が必要と書いていますが、これはあくまで目安です。
融資制度によっても異なりますが、自己資金を全く用意しないで、創業資金を借りることは難しいでしょう。
業務経験・経営者の能力
やはり、その創業する業種での経験があった方が融資は受けられやすいです。
面談により、創業動機、過去の経歴、培ったノウハウ・強みが見られます。
また、人柄もチェックされます。
返済可能性
いくら政府が支援している創業融資制度でも、ボランティアではありません。
事業としてきちんと返済できるよう計画されているかをチェックされます。
目安は利益 + 減価償却費 で 年間の返済元本の合計を超えているかどうかです。
利益は売上計画・原価率・固定費から実現可能な数値かどうかも見られます。
資金使途
ここでも数値計画の説得力が求められます。
設備や物件については、見積書や物件の案内チラシを用意しましょう。
根拠が重要です。
4つのポイントに加えて
小さなお店は基本的に大手企業などに比べて不利です。
しかし、顧客はどちらも選択肢に含めてどの店を選ぶか考えます。
事業面で、創業計画に魅力があることも必要だと思います。
コンセプトがユニークであったり、商品・サービスの提供方法に工夫があったり。
融資担当者が応援したくなるような、わかりやすく、おもしろく、なるほどと言われる事業計画書を作成して、提案しましょう。
次回予告
次回は”資金繰りの基本”です。2月11日(月)朝5時に配信予定です。
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<自己紹介>中小企業診断士 岩橋 亮(Twitter名:りょうさん)
1980.11.28生。B型、射手座、左利き 大阪府三島郡島本町育ち。関西大学商学部卒 システムエンジニアで上場企業に就職(千葉・東京)。 自己啓発で中小企業診断士の勉強を開始。資格学校の先生に憧れ中小企業経営に携わるべく 社員20人の税理士法人に転職(京都)。 1度目は足切りに泣き2度目で中小企業診断士合格。経営支援に特化すべく27歳で独立。創業時、廃業の危機を乗り越え軌道に乗り現在14年目 「創業時にお金がかからず、継続的に色々と気軽に相談できる場所があれば」 を具現化しようと 2020.4オンラインバーゆうてんかをオープン
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