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創業者が市場分析を自分でする方法|ブログで創業塾1010

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市場分析

創業される以上、今、その市場で、顧客が何を求めているのかを注意深く観察することが必要です。

市場分析は『敵を知り己を知れば百戦殆うからず』の『敵』、市場環境を知ることです。

市場・顧客動向の視点

地域密着ビジネスであれば、創業予定地のことを熟知している方が断然有利です。

都市部から離れると、空き店舗が目立ち、暮らしていると満たされていないニーズにも気づけます。

ある方は、「駅周辺に若い人が気軽に飲みに行けるお店がない」と感じ、

それならば自分でということでショットバーを開業され、今もお店を継続されています。

しかし、地域にないから始めようという視点だけでも安易すぎます。

なぜ、地域にないのか、なぜなくなったのかも考えましょう。

単純な話、オンリーワンでも、売上を維持する客数✕客単価を確保できなければ商売は成り立ちません。

現在、創業予定の業種で修行中であれば、顧客をよく観察しましょう。

なにか今までとは違うものを提供したいものです。

日本なら東京・大阪、海外ならニューヨーク・パリなど、その分野の最先端を学び、それを地域で初めて実現するという視点も面白いです。

そういう意味で、人気店・繁盛店で顧客体験をし、そこから顧客が求めていること、満足していることを学ぶことも大切です。

業界・同業他社の視点

例えば、最近、小麦グルテンフリー食品が成長中のように思われます。

ロカボや低糖質ダイエットといったキーワードもよく見かけます。

大手や、地域の他店が今、何に取り組んでいるのかを知りましょう。

観光客目当てであれば、日本人観光客・外国人観光客が何を求めているかを知りましょう。

インターネットの検索も意欲的に活用しましょう。

【まとめ】市場分析

市場・顧客の過去ではなく、今とこれからに着目しましょう。

そういう意味ではできれば、時代の最先端で創業前に腕を磨きたいものです。

一時的なブームに乗り、借入をして、設備を増強し、人員を増やし、店舗を拡張したものの、ブームが去り、設備・人員・店舗を縮小し、借入金だけが残り、それが経営を圧迫し続けるということは残念ながらよく見かけます。

ブーム時に儲けすぎようとしない勇気も大切かもしれません。

追い風の分を差し引き、身の丈にあった経営が持続的成長につながります。

他店については、ネットでHP・SNS・クチコミを見るだけでなく、できるだけ足を運び、顧客体験をしてみましょう。

私も飲食店支援の場合は、まず顧客として食べてみます。ネット通販であれば、実際にそのお店から買ってみます。

顧客体験から本当に良い点・悪い点が見えてきます。

情報にアンテナを広くはり、勝てる土俵づくりの基礎を固めましょう!

コンセプトがとんがれば、遠方からの来客もでき、商圏が広がります。

次回予告

次回は事業の内容です。5月28日(月)朝5時に配信予定です。

※5月から第二・第四月曜日の月2回投稿に変更し、1回あたりのボリュームを増やします。

次の記事:創業時にコンセプトから事業の骨子を固める方法

前の記事:事業計画書を作ろう①事業面

最初の記事:はじめに

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<自己紹介>中小企業診断士 岩橋 亮(Twitter名:りょうさん)
1980.11.28生。B型、射手座、左利き 大阪府三島郡島本町育ち。関西大学商学部卒 システムエンジニアで上場企業に就職(千葉・東京)。 自己啓発で中小企業診断士の勉強を開始。資格学校の先生に憧れ中小企業経営に携わるべく 社員20人の税理士法人に転職(京都)。 1度目は足切りに泣き2度目で中小企業診断士合格。経営支援に特化すべく27歳で独立。創業時、廃業の危機を乗り越え軌道に乗り現在14年目 「創業時にお金がかからず、継続的に色々と気軽に相談できる場所があれば」 を具現化しようと 2020.4オンラインバーゆうてんかをオープン

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