事業計画書を作ろう①事業面|ブログで創業塾1000

事業計画書を作ろう①事業面
前回までで、創業の心構えと、そもそも事業計画書とはなにかについて考えてきました。
これからはいよいよ頭の中でお考えの事業内容を書いていきます。
大きく4つの項目について考えていきます。
市場分析(ビジネスチャンスはどこにあるか?)
創業をお考えの事業環境について検討します。
まずは市場が今どういう状況なのか。そして、顧客は何を求めているのかを考えます。
既存事業にはない半歩先をいく提案ができればいいですね。
二歩先、三歩先となると、逆に先に進みすぎていて、顧客が理解できない。ついていけないということもあります。
その商品・サービスでお金を払ってくれる顧客が実際にいるのか、それはタイミングを見極める必要があります。
また、同業他社についてもよく分析する必要がります。できれば、実際に利用してみるのが一番ですね。現場レベルで顧客の満足点、不満点を知りましょう。
事業の内容
名前のまま、事業の骨格をここに記載します。
業種、顧客は誰か、どのような商品・サービスか、価格設定、立地(ネット?)、販売方法、生産・提供方法、他にはないサービスなどを考えます。
創業者の強みと市場分析でわかったことから、魅力的な事業内容にしましょう。
セールスポイント
お客様があなたの商品・サービスの看板・メニュー・ホームページを見ていると想像してみてください。
そこでは、どのようなセールスポイントが書かれているでしょうか?
それを見て、利用してみたいと思ってもらえるでしょうか。
顧客のメリットを軸にセールスポイントを考えましょう。
販売促進・販路開拓方法
どれだけ良い商品・サービスがあり、セールスポイントが魅力的でも、それを知ってもらわないとお客様は来てくれません。
大手企業のように店名で理解してもらえるわけではないですし、大量の広告を出す予算はありません。
知恵をしぼり、いかに知ってもらい、来店してもらえるか、また一度来店してもらったお客様にリピートしてもらうにはどうすればいいかを考えます。
おわりに
この4点をお考えいただくことで、事業内容が明らかになります。
わかりやすく、おもしろく、なるほどと思える内容にしましょう。
いろいろな人に聞いてもらい、読んでもらい、反応を試しましょう。
これらは普段からみなさん考えておられるので、創業塾でも結構スラスラと個人ワークで書いていただけます。
難しいのは次の数値計画なんですよね。。。
次回予告
次回は市場分析です。5月14日(月)朝5時に配信予定です。
※5月から第二・第四月曜日の月2回投稿に変更し、1回あたりのボリュームを増やします。
次の記事:市場分析
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