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補助金等中小企業施策

ローカルベンチマーク作成支援上の気づき

中小企業経営の新たな診断ツールローカルベンチマーク。

ご縁あって、何社かの作成支援をさせていただくことになりました。

そこで、作成支援をしている上で気づいたこと、迷って調べたことを書いていきたいと思います。

※あくまで当方の解釈です。誤りがあれば、ご指摘いただければ修正いたします。

 

1.財務数値の入力

・直近3期分の決算書が必要

・売上高については4期分必要

・個人事業主(青色申告決算書)の営業利益

33番差引金額(7から32の差引金額)+22番利子割引料-42番(38専従者給与と33貸倒引当金繰入額)

・個人事業主(青色申告決算書)の純資産 ※貸借対照表より

資産 - 負債

= 事業主借 + 元入金 + 青色申告特別控除前の所得金額

・EBITDA有利子負債倍率

(計算式)

=有利子負債/EBITDA

EBITDA=営業利益+減価償却費

(意味)

 EBITDAは企業の利益水準を示す一つの指標。営業キャッシュフローに近い。

 EBITDA有利子負債倍率は、会社の健全性を見る指標

 本業での稼ぎ(EBITDA)の何倍有利子負債(主に金融機関借入)があるかを表している。

(見方)

 低いほど健全で、高いほど健全でない。

2.非財務ヒアリングシート(商流・業務フロー)

・業務プロセスの分解例

企画開発 → 仕入調達 → 製造 → 販売 → 物流サービス

商品企画 → 試作開発 → 量産化 → 生産 → 出荷

新規開拓 → 商品開発 → 製造 → 営業拡販 → 出棺

企画 → 開発 → 営業活動 → コンサルティング → 導入

※ローカルベンチマーク「参考ツール」利用マニュアル(2017年3月改訂版)より

  1. ひのりん

    個人事業主です。ローカルベンチマークツールの入力で、営業利益と純資産が分からず困っていたので、大変参考になりました。ありがとうございました。

    • iwahashi_ms

      コメントありがとうございます。個人の貸借対照表で数値をつくるのはわかりにくいですよね。自己資本比率はあまり意味がないように思います。

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