真の地域密着型不動産会社~大里綜合管理~
【カンブリア宮殿を見たまとめ】
「地域貢献で地域の人々を元気にする不動産会社」
■地域活動
・一日中イベントをしている会社
・学童、カルチャースクール、野菜直売、レストラン、音楽イベント、駅の車誘導、海岸清掃などさまざまな地域活動
・ベテラン社員 本業:地域貢献 7:3
・新人社員 本業:地域貢献 5:5
・地域イベントは入りたての新人でも「ありがとう」と言ってもらえる。不動産業で「ありがとう」と言われるまでには数年かかる。
・ボランティアばかりやる人はダメ。本業とのバランス感覚が必要
・地球塾で、定年した方など、地域に埋もれた人が輝く機会を提供
■社内
・子連れ出勤OK
・定年なし。弔辞は社長がする。
■このような会社になった経緯
・きっかけは事故で22歳の学生がなくなったこと
・なぜ事故が起きたのか? → 気づく力が足りなかった → 掃除から開始
・1つ1つ目の前の課題に「何ができるか」を考えたらこうなった
■ビジネスモデル
・不動産業は安定しないということで土地管理業務を開始
・年2回50坪15,000円で土地の管理業務が収益を支えている
・土地管理業務は写真とレポートで、遠くにいる地主に伝えることで安心感
・40年連続黒字
・新築の上棟式で、家主が地域デビュー
■野老社長の言葉
「気づいたことをやらないストレスより、すぐやった方がストレスがなくなる」
「気づいたけどやらないは、何もしないと同じ。」
「売上の上がらない会社は、役に立っていない会社・」
「大事なのはやり続けること、欲張らないこと、仲間を大切にすること。」
「誰にも遠慮なく、いいと思ったことができる地域に」
「(震災時)耳かきが欲しいと言われて、必要なのは1個だが、100個渡す。すると、今度は残りを渡す側。支援する側に渡した人がまわれる。」
■コメント
地域密着不動産の鏡のような会社だと感じました。
地域貢献ばかりしているように見える一方で、
土地管理によって収益の基盤をきちんと構築されています。
一見、遠回りのようですが、最終的に顧客に選ばれるのは
このような会社ではないかと思いました。
参考サイト
不動産会社の超地域密着経営が、地域を維持する原動力に!大里綜合管理株式会社 社長 野老 真理子(ところ まりこ)
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