事業計画書を作成する3つのポイント

事業計画書を書いていく上で、いつもお伝えしていることが3点あります。

この3点を満たすと、読んでくれた人が味方になって応援してくれます。

 

1.わかりやすい

まずは、わかりやすいことです。

中学生が読んでわかるくらいがいいです。

事業計画書の読み手は、みなさまの仕事や業界の専門家ではありません。

仕事や業界の素人の人に意味がわかることが第一です。

意味がわからなければ、それでおしまいです。

関心を持ってもらい、応援してもらうことは難しいでしょう。

例えば、専門用語・カタカナ・アルファベット用語は極力使わないことです。

どうしても使わざるを得ない時は、用語説明や図解の解説などをいれましょう。

説明なしで、読むだけで、意図が伝わるわかりやすい事業計画書にしましょう。

 

2.魅力的

わかりやすい事業計画書になったら、次のポイントは魅力的であることです。

読んでもらって、

「おもしろそうだ」

と思ってもらえるかどうかです。

例えば、

「キッチンカーで、飲食店の開業支援をします」

くらいであれば、

「ふ~ん、それで?」

と聞き手は思うのではないでしょうか。

これを、

「私も独立開業する時にはとても苦労しました。飲食店を創業するには多くの初期投資がハードルになります。キッチンカーで、私が試行錯誤した上で培ったノウハウにより出店エリアの保健所要件がクリアできるようにアドバイスします。この事業で○○地域に飲食店の独立開業を支援し、地域を活性化したいんです。」

となると、先程の簡単な説明よりは、興味を引くのではないでしょうか。

これは事業の説明にストーリーを加えた例です。

自分の体験、飲食店創業希望者が困っていること、地域への貢献、

こういった要素を説明することで、興味を引く内容にレベルアップしています

まずは口頭の説明でもいいので、自分のプランを初めて聞く人に話してみましょう。

その反応を見れば、おもしろそうかどうかが見えてきます。

 

3.説得力(根拠)

わかりやすくて、おもしろい事業計画になったら、仕上げに必要なのは

「なるほど」

と思われる説得力を持つこと。そのために、根拠を示すことです。

例えば、

「私のケーキはとてもおいしい自慢のこだわりの一品です。きっと良く売れます」

これではあまり、読み手の心に響かないのではないでしょうか。

この例だと、客観性が弱いですね。

ホームページを見ても、自分の商品・サービスを良く説明している例はいくらでもあります。

しかし、ネットが普及した今、それだけでは顧客には響きません。

「フランスの○○で○年間修行し、その上で、日本の○○ホテルでデザートを追求し、○○コンテストで金賞を受賞しました。ここでのデザートはクチコミサイトでも好評で、多くの有名ホテルから引き抜きのオファーがありました」

このように、培ったノウハウを得た経緯を数字を含めて説明し、客観的な受賞歴や顧客の反応を加えると見え方が随分異なります。

説明に根拠・裏付けを加えることはとても大切です。

出し惜しみせず、持っているものは表現しましょう。

 

「わかりやすい、おもしろい、なるほど」

仕事柄、ビジネスプランコンテストや補助金の事業計画書の審査員をさせていただくこともあります。

「わかりやすい、おもしろい、なるほど」

この三拍子がそろっていることが、高評価を得る条件だと感じています。

事業計画書を書く上では、この3点を意識して書きましょう!

 

次回予告

次回は事業計画書の構成についてです。

次の記事:事業計画書の構成

前の記事:事業計画書の目的

最初の記事:はじめに

 

 

 

丹波経営研究会