問い合わせを得るホームページ

 

 

【今回のテーマ】

ホームページ作成プロセス

【今回の一冊】

◆タイトル:『問い合わせ数が4.7倍になる超戦略型ホームページ企画術』

◆著者:菅谷 信一

◆出版社:ソシム

◆ページ数:223

 

【こんな方にオススメ】(5段階)

●中小企業のホームページ作成支援者 ☆☆☆☆☆

●小さな会社のホームページ担当者 ☆☆☆☆☆

●自社のホームページをもっと魅力的にしたい経営者 ☆☆☆☆

 

【レビュー】

●戦略的コンテンツの条件

1.自社の強みと想いが表現されているコンテンツ

2.自社のUSP(自社だけが持つ独自のウリ、販売提案)が表現されているコンテンツ

3.アクセス者にライバル会社で購買させる選択肢を与えないコンテンツ

4.アクセス者に対して信用、信頼の裏づけが豊富なコンテンツ

5.アクセス者が問い合わせや注文をするための背中を押す役割を果たしているコンテンツ

中小企業は、まさにこうした戦略的コンテンツの構築に時間とパワーを使うべきなのです。

そして、心血注いで構築した戦略的コンテンツは、どのような流行がインターネットの世界に起きても、決して揺らぐことのないあなたの会社の財産として、新たな売上をもたらしてくれるものになるはずです。

今現在、私の考え方に最も近いホームページ企画術の本がこちらになります。

デザインやネット広告ではなく、ホームページのコンテンツ、つまり中身に重点をおき、その会社の魅力をきちんと説得力を持ってアクセス者に伝えることを重視されています。

(1)反応を獲得するホームページにするための「成功の法則」

1.ホームページで反応を獲得するのに、かけた費用の多賓はまったく関係ない

2.ホームページで反応を獲得するには、徹底したライバル会社との差別点の訴求が不可欠である

3.そのために、自社のユニークな点をいかに最短の時間で最適な方法で見つけ出せるかどうかが勝負である

その商品・サービスの選び方、他社との違いを表現することはとても大事です。

ただし、競合他社を意識するあまり、顧客の視点をほったらかしにしないかは注意が必要ですね。

ホームページを作成するためにはユニークポイントを先に明確にすることが重要です。

私のネット販促もまずここからはじまります。

 

(2)魅力発掘シート・7つの質問

1.あなたが絶対変えたくない方針・ポリシーは何ですか

2.既存客はなぜ御社を選んだのだと思いますか

3.御社はこれまでどのように顧客を獲得してきましたか

4.他社に優っているところ・異なるところは何ですか

5.既存客は御社の商品、サービスについて、どのように喜んでいますか

6.あなたがこの仕事をしていて一番嬉しかったことは何ですか

7.御社のお客様の共通点とは何ですか

より多角的に自社を正確に分析するのでしたら、経営者単独ではなく全社的に取り組む方が理想です。

経営者に加えて社員にも個別にこのシートを記入させて、そのあと担当者がとりまとめてください。

自社の魅力を考える上で、とても大切な質問です。

顧客像を明らかにすることにもつながりますし、

そもそもなぜこの仕事をしているのかという動機・会社の存在意義も重要です。

 

(3)戦略的サイトマップの5つの必須項目とねらい

1.「当社が選ばれる3つの理由」を設ける

2.「この仕事にかける想い」を設けて、経営者に理念を語らせる

3.「お客様の声」を設けて、信用の裏付けをアピールする

4.「実績紹介」を設けて、これまでの仕事ぶりをアピールする

5.「スタッフの想い」を設けて、社員への理念の浸透をアピールするとともに、お客様と社員の距離を縮める効果をねらう

過去の実績や事例を報告形式で伝えることで、嫌味なく仕事ぶりを伝えることができます。

事例・実績にお客様の声がセットであり、さらに会社側のコメントもあれば言うことなしですね。

私にとても関心を持ってくださった方はホームページを隅々まで見ていただいた上で、話のネタとして活用されます。

会社対会社の取引でも、結局は人と人のつながりです。経営者や社員の顔が見えることもとても大事ですね。

 

●理念を引き出す7つの質問

1.世の中にある多くの仕事の中でこの仕事を選んだ理由は何ですか

2.この仕事の魅力、一番面白いところは何ですか

3.大変なときがあっても、この仕事をやめなかった理由は何ですか

4.(後継者の場合)創業者(先代社長)がよくいっていたことは何ですか

5.社員との間で大事にしていることは何ですか

6.状況が変化しても絶対変えたくないことは何ですか

7.この仕事をどのように次の世代に伝えていきたいですか

これらの質問はいずれも、「なぜ、今この仕事で頑張っているのか」

ということを明らかにする経営者に対しての根源的な質問です。

お客様に共感していただく上で、理念や仕事の上で大切にしている信条はとても大切です。

大手企業が市場の多くを占める中で、中小企業が事業を継続できているということは、こういった思いや信条を必ずお持ちのはずです。

上記のように、ホームページ作成の各工程と、どうやってその会社の魅力を引き出すのかがとても具体的です。

後半では具体的なホームページ事例がたくさん紹介されております。

住宅販売 塗料販売/調色業 住宅建築 ボクシングジム
ロケ地コーディネート業 造園業 トラック部品製造販売
住宅建築 陶芸用窯製造 会計事務所 接骨院 自動車販売
酒造メーカー 医療/福祉施設 自動車板金塗装業
味噌製造業 プラスチック成形 社会保険労務士
ホームページ制作業 畳販売

と、このようにとても他業種が紹介されていることも注目すべきポイントです。

 

【目次】

はじめに

第1章「コンテンツ発想」のススメ

第2章 反応率向上平均4.7倍を実現する成功の法則

第3章 小さな会社の強みを100倍活かす高反応率
    ・45日の実践ステップ(全15工程)の流れ

第4章 実例で学ぶ高反応率ホームページ企画アイデア術集

 

【今回の一冊】

◆タイトル:『問い合わせ数が4.7倍になる超戦略型ホームページ企画術』

◆著者:菅谷 信一

◆出版社:ソシム

◆ページ数:223

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【おすすめ度】(5段階) 

●総合 ☆☆☆☆☆

●読みやすさ ☆☆☆☆

 

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【関連リンク】

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豊橋の看板屋さん

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【編集後記】

ホームページは奧が深いです。

最近よくホームページの診断や時にはリニューアルの依頼をいただくのですがこの分野も常に勉強です。

テクニックで集客するよりも、何年経っても色あせない中身で勝負のホームページを目指したいです。

 

【目指せ200冊レビュー!】

今回で141冊目です。

 

 

 

【おわりに】

最後までお読みくださりありがとうございました。
今後とも引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。   

丹波経営研究会