急成長をしないことも社会貢献
創業以来48年間、連続増収増益の発展
会社の目的は、社員の幸福な理想郷づくり

【こんな方にオススメ】
●持続的成長を望む中小企業経営者 ☆☆☆☆☆
●事業の継続を重んじる中小企業支援者 ☆☆☆☆
●働く人が幸せな会社の中身を知りたい ☆☆☆

 

【感謝】
いつもご覧くださりありがとうございます。
昨日からずいぶん気温が上がりましたね。
主に室内にいたのであまり実感はありませんでした。
不景気でメディアは大手企業の人員削減や給料・ボーナスカットを伝えています。
今回は、そのまったく逆を突き進んでいる企業のご紹介です。

 

【今回の一冊】
●タイトル  → いい会社をつくりましょう
●著者   → 塚越寛
●価格   → ¥ 1,260円(本体1,200+税)

【いわの評価】
●総合評価 ☆☆☆☆
●読みやすさ ☆☆☆☆
●ボリューム 普通

 

【ここに注目!】
●社員を幸せにすることでモラルがアップし、地域の治安もアップし、社会全体のレベルも上がる
●その会社にとっての最適成長率を見極める
●末広がりの永続的な安定成長
不況とは好景気の反動
●高い志をかなえる夢をもつ
●成長の限界を念頭におく
自然体経営
●ものごとを多面的にみる
会社は教育機関であるべきだ
●モラール(労働意欲、士気、やる気)とモラル(道徳意識)は連動する
●20世紀は経済最優先の時代21世紀は人間としての真の豊かさを求めていく時代
経営とは雇用の機会を創造するためのもの
人件費は「費用」か?
●安定成長につながった「売らない」決断
不況対策ではなく「好況対策」を
●株式上場は当面は考えません
●「全員が知っている」ことの力
「年功序列」は自然の秩序
●郷土・伊那谷への愛着
●モノづくり大国のあとに来る”観光日本”

 

【レビュー】

「いい会社」とは単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまく総ての人々が、日常会話の中で「いい会社だね」と言ってくださるような会社のことです。

「いい会社」は自分たちを含め、総ての人々をハッピーにします。そこに、「いい会社」をつくる
真の意味があるのです。
(「社是カード」より)

以前にご紹介した日本でいちばん大切にしたい会社
紹介されている5社のうちの1つ、伊那食品工業株式会社
代表取締役社長 塚越寛さんの本です。
私の目指す経営のお手本的な会社の一つです。
塚越さんは本書の中で『真の老舗』について5つのポイントを上げておられます。

一. 無理な成長をしない
二. 安いというだけで仕入先を変えない
三. 人員整理をしない
四. 新しくより良い生産方法や材料を常に取り入れていく
五. どうしたらお客様に喜んでいただけるかという思いを
常にもちつづける

景気の波に乗り、急拡大を続け、人員を増員し、施設を拡張した大企業が”不況”の名の下に身の丈以上に大きくなった分をリストラしている姿を見ている中で本来のあるべき経営を本書は示していると思います。

景気の浮き沈みに応じて、企業の本来の適正規模を見失っていては48年間連続増収増益は不可能です。

経済状況に左右されず、急な成長をいましめ、独立独歩で昨日の自社より今日の自社を一歩一歩前進させてきたからこそ48年もの間増収増益が可能になったのではないでしょうか。

”継続を第一とし、社員とその家族の幸せを実現する自立した強い企業”

私の目指す経営を実際に実践されている塚越社長の経営をぜひ一度ご一読ください。

 

【目次】
プロローグ
第1章 目的と手段
第2章 自然体経営
第3章 開発型企業として”種まき”を
第4章 モラール経営
第5章 「かんてんぱぱガーデン」に込めたこころ
エピローグ 学ぶ目的

 

【アマゾンで本書をチェック】

●タイトル  → いい会社をつくりましょう
●著者   → 塚越寛
●価格   → ¥ 1,260円(本体1,200+税)

 

【関連書籍】
日本でいちばん大切にしたい会社

●リストラなしの「年輪経営」

 

【編集後記】
”日本でいちばん大切にしたい会社”で紹介されている会社と”サウスウエスト航空”というすばらしい企業を知ることができたのは私にとってはとても幸運なことでした。

頭の中でイメージしていた会社のような会社が実在していることを知った感動は大きかったです。

私も”日本でいちばん大切にしたい会社”に名を連ねるような会社を手がけられるように日々精進です。

 

【目指せ100冊レビュー!】
今回で20冊目です。

丹波経営研究会