飲食店でランチ客をディナー客につなげるちょっとした工夫
ある飲食店の支援をさせていただいた時の話です。
私はなるべく、経営者のヒアリング前に普通の客として一度食べてみるようにしています。
大抵は仕事のついでなのでランチを試してみます。
やはり、入店から退店までを一通り客として体験しないと、現場の課題は見えて来ないものです。
そこの店長が言うには、
「ディナー客が少ないので増やしたい。」
とのこと。
しかし、ランチに行った時に、ディナーメニューはテーブルにありませんでした。
お客さんはオーダーをした後、テーブルにあるものは一通り目を通す人が結構います。
そうです。この待っていたたいでいる時間は広告宣伝の好機です。
ディナー客を増やしたいのであれば、ディナーや宴会・予約コースの案内を置いておくべきです。
ランチで店の味やレベルはわかるので、
「ディナーでも利用しようかな。」
「今度家族や同僚で夜ゆっくり来てもいいな。」
と思ってもらい、メニューやコースの内容もそこでわかれば、次の構想がより具体的にしていただけます。
ということで、ランチをきっかけにディナー客につなげたいのであれば、
ディナーのメニューもテーブルに置いておきましょう。
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