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【実体験付】メンバーが離れないオンラインコミュニティ運営の秘訣:参加者を引き付ける方法

この記事の概要

  1. オンラインコミュニティの重要性と離反率の影響 – オンラインコミュニティがなぜ重要なのか、そしてメンバーの離反がコミュニティに与える影響について解説します。
  2. メンバーが参加を続ける理由:コミュニティの魅力 – メンバーがコミュニティに参加し続ける理由と、彼らを引き付けるコミュニティの特性について掘り下げます。
  3. 参加者の関わりを高める戦略 – コミュニティ内での活動や関わりを促進する具体的な戦略やテクニックを紹介します。
  4. コミュニケーションとサポート:コミュニティの絆を強化する方法 – 効果的なコミュニケーション手法と、メンバーに対するサポートの重要性に焦点を当てます。
  5. 離反率を下げるための長期的アプローチ – 離反率を減らし、メンバーを維持するための長期的なアプローチと継続的な改善方法について説明します。

1.オンラインコミュニティの重要性と離反率の影響

オンラインコミュニティは、同じ興味や目的を持つ人々が集まり、情報を共有し、支援し合うデジタルの場です。

しかし、このようなコミュニティにおいて、メンバーの離反は避けられない課題となっています。離反率の増加は、コミュニティの活力低下、活動内容の質の低下、さらにはブランドイメージへの悪影響をもたらす可能性があります。

そこで重要なのは、メンバーがコミュニティに引き付けられ、参加を続ける理由を理解し、それをサポートすることです。

私はオンラインバーゆうてんかというビジネスコミュニティを運営して4年目になります。入会以上に大きく参加者が減少した月は大きく落胆する時もありました。総メンバー数の純増を維持するためには新規入会者の獲得だけでなく、離反率を下げることの重要さを痛感し、3年目は新規へのPRよりも、既存メンバーの活性化に重点を置きました。

この記事では、オンラインコミュニティの参加者を引き付け、長期間にわたり関わりを保つための戦略とテクニックに焦点を当てます。

具体的には、メンバーがコミュニティに留まる理由、関わりを高める方法、効果的なコミュニケーション手法、そして長期的なアプローチについて探求します。オンラインコミュニティの運営者や参加者にとって、これらの知識は、健全で活発なコミュニティを維持するための重要な鍵となります。

2.メンバーが参加を続ける理由:コミュニティの魅力

オンラインコミュニティは、情報の共有、意見の交換、相互サポートのためのデジタルプラットフォームとして、現代社会において欠かせない役割を果たしています。

これらのコミュニティは、同じ興味や目標を共有する人々が集まり、知識を深め、新たな視点を得る場所です。ゆうてんかでは特に創業前・創業して間もない方の、お互いのビジネス課題を解決することを中心に活動しています。しかし、このようなコミュニティが直面する大きな課題の一つが、メンバーの離反です。

離反率が高いコミュニティは、その活力を失いがちです。活発な議論や共有が減少し、新しいメンバーの参加も鈍化します。このような状況は、コミュニティ全体の価値を低下させ、最終的にはその存続を危うくする可能性があります。私も何度かこのまま続けるかどうかを考えたことがあります。

離反率の増加は、参加者の満足度が低下していることの表れであり、何らかの問題が存在するサインとも言えます。参加者との良い関係を維持していれば、なぜ退会するのかの理由を丁寧に教えてくれます。

オンラインコミュニティの運営者は、参加者がコミュニティを離れる理由を理解し、それに対処するための戦略を立てる必要があります。

例えば、コミュニティ内での参加者の相互作用が不足している場合、関わりを促進するための活動やイベントを導入することが有効です。

また、コミュニティが提供する価値が不明確である場合は、その価値を明確に伝え、参加者に対する期待を具体化することが求められます。意外と「何をしたらいいのかわからない」という参加者の方は多いです。

さらに、コミュニティメンバーの声を積極的に聞き、フィードバックを取り入れることも重要です。参加者のニーズや関心に応えることで、彼らのコミュニティへの帰属感を高めることができます。ゆうてんかでは定期的な交流会で直接メンバーの声を聴いています。

このプロセスには、定期的な調査やフォーラムでのオープンな議論が含まれます。メンバーが自分たちの意見が尊重され、実際にコミュニティに反映されていると感じることが、彼らの参加意欲を高めます。

最終的に、オンラインコミュニティの成功は、メンバーが継続的に参加し、コミュニティの一員としての満足感を感じることに依存します。これを達成するためには、運営者はメンバーのニーズと期待に敏感である必要があり、それに応じた対応を常に考えることが不可欠です。

3.参加者の関わりを高める戦略

オンラインコミュニティにおいて、メンバーが継続的に参加し、活発に関わる理由は多岐にわたります。コミュニティが提供する最大の魅力の一つは、共通の興味や目的を共有する人々とのつながりです。このつながりは、参加者に安心感と所属感を与え、コミュニティに対する忠誠心を育む原動力となります。この意味では最初の設計、コミュニティのあり方・ビジョンを明確にすることが大切です。

共有される情熱と興味:メンバーが共通のトピックや活動に情熱を持っている場合、その興味を共有し、探求するためのプラットフォームとしてコミュニティは非常に価値があります。この共有体験は、メンバー同士の強い絆を築き、コミュニティにとどまる動機を提供します。

サポートと協力のネットワーク:オンラインコミュニティは、情報交換や相互支援の場としても機能します。メンバーが困難や挑戦に直面した際に、助け合い、アドバイスを提供し合うことで、強いコミュニティスピリットが醸成されます。ゆうてんかも3年目からチームによる運営でサポートにも力を入れ始めました。

学びと成長の機会:多くのコミュニティでは、新しい知識やスキルを学ぶ機会が提供されます。ワークショップ、セミナー、オンラインコースなどを通じて、メンバーは自己成長を図り、同時にコミュニティに貢献することができます。例えば2023年12月からのゆうてんか創業塾勉強会では、毎月コミュニティ内にあるウェビナー動画を見た上で参加し、それぞれの事業を前に進めるための意見交換をしています。

関わりと参加の促進:活発なコミュニティでは、メンバーが議論に参加し、アイデアを共有し、プロジェクトやイベントに協力することが奨励されます。このような参加は、コミュニティに対するメンバーのコミットメントを高め、より充実した体験を提供します。ゆうてんかは、2024年から新たなプロジェクトを小さく始動しました。

認識と報酬:メンバーの貢献や活動が認識され、時には報酬されることも、コミュニティに留まる重要な動機です。これには、公式の表彰、リーダーシップの機会、特別なアクセス権などが含まれます。ここは今後の課題です。もっと活発に活用いただいている方をピックアップして讃える仕組みを構築したいです。

オンラインコミュニティの成功は、メンバーが持つ共通の興味、サポート体系、学びの機会、積極的な参加、そして適切な認識と報酬のバランスにかかっています。これらの要素が組み合わさることで、メンバーはコミュニティに継続的に参加し、コミュニティは繁栄します。

4.コミュニケーションとサポート:コミュニティの絆を強化する方法

オンラインコミュニティでの参加者の関わりを高めるためには、効果的な戦略とクリエイティブなアプローチが必要です。以下に、関わりを促進するための主要な戦略を紹介します。

インタラクティブなコンテンツの提供:アンケート、投票、クイズなどのインタラクティブなコンテンツを提供することで、メンバーが積極的に参加しやすくなります。これらの活動は、メンバーがコミュニティ内で自分の声を表現し、他のメンバーとのつながりを感じる機会を提供します。楽しんでいただく工夫はまだまだ必要です。

定期的なイベントとリアルイベントの開催:オンラインイベントやリアルイベントは、コミュニティメンバーが直接交流し、関係を深める良い機会です。これらのイベントは、共通の興味を持つメンバーにとって特に価値があります。特に、リアルで会う機会をつくると、コミュニティ内だけでなく、SNS上でのコミュニケーションも増え、交流がとても活発になります。

リーダーシップと役割の提供:メンバーに特定の役割やリーダーシップの機会を提供することで、コミュニティに対する彼らのコミットメントを高めることができます。進行役やイベント企画者としての役割は、メンバーに責任感と達成感を与えます。ゆうてんかでも私は関西なので、北海道や関東・愛知でリアルオフ会をメンバーさん主体で企画いただいているのは大変ありがたいです。自主的にコミュニティ内でオンラインサークルを運営くださっている方もおられます。

フィードバックの活用と透明性の確保:メンバーからのフィードバックを積極的に求め、それをコミュニティの改善に活用することは、関わりを高める重要な要素です。透明性を保ち、メンバーの意見がコミュニティ運営に反映されていることを示すことで、信頼と参加意欲を高めます。

継続的なコミュニケーションとサポート:メンバーとの定期的なコミュニケーションを維持し、彼らのニーズに応えるサポートを提供することで、コミュニティの健全な関係を築くことができます。ニュースレターやフォーラムの投稿を通じて、メンバーに最新情報や有益なリソースを提供します。私の場合、マスターの独り言チャンネルで、自分が感じたこと、メンバーの取り組みについて印象的なことを紹介しています。また、継続時に個別にDMをしたりSNSを見に行くことでコミュニケーションをなるべくしています。

オンラインコミュニティでの関わりを高めるためには、メンバーが積極的に参加しやすい環境を整え、彼らの意見や貢献を価値あるものとして扱うことが重要です。これらの戦略を通じて、メンバーはコミュニティにより深く関わるようになり、その結果、コミュニティ全体がより活発で充実したものになります。

4.コミュニケーションとサポート:コミュニティの絆を強化する方法

オンラインコミュニティにおいて、効果的なコミュニケーションとサポートは、メンバー間の絆を強化し、コミュニティの繁栄に不可欠です。一定人数を超えるとワンマンでのサポート・運営には限界がきます。そうなったらチーム運用がオススメです。以下に、これを実現するための主要な方法を紹介します。

オープンで誠実なコミュニケーションの促進:オープンなコミュニケーション環境を作り、メンバーが自由に意見を交換し、感じたことを共有できるようにします。透明性を保ち、正直なフィードバックを奨励することが重要です。心理的安全性の担保は非常に重要です。安心して投稿できるためには安心できる場がいります。そのために、ゆうてんかは入口を審査性にし、毎月の定員を設け、私のSNS発信に共感いただいた方のみが門を叩かれるようにしています。

定期的なフィードバックとアップデートの提供:コミュニティの進捗や変更点について定期的にメンバーに情報を提供します。これにより、メンバーはコミュニティの動向を把握し、関与する機会を得られます。こまめに何度もお伝えすることが大事です。意外に伝わっていないことの方が多いものです。

サポート体系の構築:新規メンバーや特定のニーズを持つメンバーに対して、必要なサポートやガイダンスを提供します。これには、ウェルカムメッセージ、FAQセクション、個別のサポートチャンネルの設置などが含まれます。ゆうてんかでは、オリエンテーションの開催や、運営サポートメンダーによる個別ZOOM相談に取り組んでいます。Q&Aも少しずつ充実させています。

相互支援と協力の文化の醸成:メンバーが互いに支援し合い、協力する文化を育てます。コラボレーションを促進するイベントやプロジェクトを通じて、メンバー間の絆を強化します。これが強くなって来て、メンバーさんが自主的に活動するようになれば最高です。

コンフリクト管理と解決:コミュニティ内の問題や衝突が発生した場合は、公平かつ迅速に対処します。適切なガイドラインとモデレーションを通じて、健全なコミュニティ環境を維持します。入口の敷居をあげておくと、あまりこういう問題は起きませんが、場を乱すような方には注意をし、聞き入れてもらえない場合は退会いただく覚悟も必要かと思います。

効果的なコミュニケーションとサポートは、メンバー間の信頼を築き、コミュニティ内の相互理解と協力を促進します。これらの要素が組み合わさることで、コミュニティはより強固で健全なものになり、メンバーは長期的に参加し続ける理由を見出します。

5.離反率を下げるための長期的アプローチ

オンラインコミュニティの持続的な成長と発展には、離反率を低く保つための長期的なアプローチが必要です。以下に、この目標を達成するための戦略を紹介します。

持続的な価値の提供:コミュニティが継続的に価値ある体験を提供することが重要です。これには、教育的なコンテンツ、楽しいイベント、有益なリソースの提供などが含まれます。そのためには長期的なビジョンを掲げて、運営としても毎年新たなことにチャレンジし続ける行動を示すことが非常に重要です。

進化するコミュニティのニーズの理解:コミュニティのニーズは時間とともに変化します。運営者はこれらの変化に敏感であり、適応することが重要です。メンバーの興味や嗜好の変化に合わせてコンテンツや活動を調整することで、メンバーの関心を維持します。メンバーの出入りにも伴い、ニーズは変わっていきます。コンテンツや活動も新陳代謝は必要です。

コミュニティ文化の育成と強化:強くて健全なコミュニティ文化を育成することは、メンバーの長期的な参加に不可欠です。この文化は、共有される価値観、行動規範、そして相互尊重に基づいているべきです。この点は割と理念とビジョン先行のコミュニティなので、割とうまくいっている印象です。

メンバーの成功と成長を祝う:メンバーの個人的な成功や成長を祝い、これをコミュニティ全体で共有することで、メンバーはより強くコミュニティに結びつくようになります。非常に重要です。先日も、Xでメンバーさんが中小企業診断士の試験に合格したことを見つけて、コミュニティ内でシェアしました。「調子に乗っている」と思われず、お互いの成功と成長を祝福できる場でありたいです。

継続的な評価と改善:コミュニティの健康状態を定期的に評価し、必要に応じて改善策を実施することが重要です。これには、メンバーからのフィードバックの収集と分析が含まれます。運営チームを結成してから2ヶ月に1回運営会議で話し合うようになりました。これにより、サポートメンバーから非常に貴重な助言をいただくようになり、大変ありがたいです。

長期的な視点を持ってコミュニティを運営することで、離反率を低く保ち、メンバーの関わりと満足度を高めることができます。このようなアプローチにより、コミュニティは時間とともに成長し、発展していくことができます。

結論

オンラインコミュニティの成功は、メンバーの継続的な参加と関わりに深く依存しています。この記事で紹介した戦略は、コミュニティ内の離反率を低下させ、メンバーの満足度を高めるための重要なステップです。コミュニティの価値を継続的に提供し、メンバーのニーズに応え、健全なコミュニケーションとサポート体系を確立することで、強く結束されたコミュニティを構築することが可能です。

コミュニティの運営者は、メンバーの声に耳を傾け、定期的にコミュニティを評価し、必要に応じて適応し続ける必要があります。長期的な視点を持ち、メンバーの関与を促進することで、オンラインコミュニティは繁栄し、発展を遂げることができるでしょう。最終的には、これらの努力が集まって、より充実したオンラインコミュニティ体験が生まれ、メンバーが共に成長し、つながりを深める場を提供します。

私もまだまだコミュニティ運営をして4年目。今は5年目に向けて取り組むことを新たにし、行動をはじめています。できるだけ、実際に運営しているゆうてんかについての情報を加えてみました。ご興味を持ってくださったら、問い合わせや、Xのフォローゆうてんか案内ページをご覧いただければ嬉しいです。

長文、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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