【コンセプト事例】サービス業『ベネフィット・ワン』(カンブリア宮殿まとめ)

コンセプト
大企業並に福利厚生を提供する
ベネフィット・ワンの役割
お客様の割引ニーズ(需要)と、サービス提供企業の集客ニーズ(供給)を、ユーザー課金型の有料インターネットサイトを通してマッチングさせ、新たな「サービスの流通」市場を創造していくこと
メモ
閑散期を埋めることで、サービス業の稼働率を上げ、顧客には低価格で提供する
「福利厚生だから」という割引する言い訳ができる。これにより、ブランドが傷つかない
インターネットのビジネスモデルは課金、広告、手数料の3パターンがある
月額500円の個人向けサービス『とく放題』
コメント
そういえば、最初の勤務先でベネフィット・ワンが導入された記憶があります。
「割引」には言い訳が必要、という言葉は金言です。
「訳あり」とか「新商品入れ替えにつき在庫処分」とか「リニューアルに伴う閉店セール」
なども割引の言い訳ですね。
いろいろなサービスをお得に受けたいお客様のニーズと、
多少価格を下げても、どうやっても埋まらない閑散期を埋めたいという
サービス業のニーズをうまく組み合わされています。
みなさまの事業、それぞれのニーズを満たしていますか?
あるいは、ニーズの変化を見逃していませんか?
本当のニーズ、顧客価値は統計データからは見えません。
現場でお客様を見、聴き、観察することが大切だと考えます。
参考サイト
カンブリア宮殿『ホテルも飲食も格安!進化する「福利厚生サービス」の秘密』
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