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中小企業診断士独立体験記06~診断士の5つの販促ツール~【27歳で独立10年目記念】

中小企業診断士独立体験記

今回は、中小企業診断士の販促ツールについてです。

それほど奇をてらったものはありませんが、各ツールについて思うことを述べたいと思います。

更新履歴

初稿 2017.6.19

更新 2019.2.19 全体的に加筆

1.名刺

できれば、企業内診断士で独自の人脈構築時から”独立準備中”のようなマイ名刺はあった方が良いように思えます。

名刺用の紙とプリンタがあれば、自作も可能です。

・顔写真をつける

これがあることで、後で相手がとても思い出しやすいです。

これは勝負写真です。できればプロに撮影してもらい、データでいただくと使い勝手が良いです。

そして、ホームページ・SNS・ブログ・専門家登録時など、すべて共通の写真にすることがポイントです。

これにより、「どこかで見たような」といった反応が増え、親近感が高まります。

・キャッチコピーをつける

屋号の上あたりに、何がウリなのかを一言で伝えるキャッチコピーをつけると、何が得意なのかがわかりやすいです。

中小企業診断士はキャリアの背景により、得意分野が十人十色です。

製造業、飲食業、サービス業といった業種。

経営戦略、管理会計、生産管理、IT活用、営業といった機能。

”IT活用”よりは、”お金をかけないIT活用”の方がセミナータイトルとしてもウケがいいです。

切り口はさまざまですが、一番売り込みたい点を一点突破で絞り込むことがオススメです。

・HP・SNSをPRする

できれば、「○○で検索」と「QRコード」で受け取った側が容易にアクセスできるのが理想的です。

URLだけは私はやや不親切に感じます。何かがきっかけで興味を持っていただいた方がホームページ・SNSにアクセスすることで、より深く自分のことをご理解いただける状態が望ましいと考えます。

・名前や電話番号は大きく

経営者は年配の方が多いです。連絡先(携帯電話番号)や名前はできるだけ文字は大きめの方が良いと思います。

・裏面でもPRする

私は現在、経営理念・コンセプト・具体的な支援内容3点を名刺裏に書いています。

志、具体的に何ができるのか、など伝えたいことは裏面にも書きましょう。プライベートなことを織り交ぜて親近感を高めるのもいいと思います。別にA4一枚程度のプロフィールシートを作成するという方法もあります。

・補充の度に更新する

名刺にも、ものづくり魂を。

名刺は一度つくればそれで完成ではありません。

名刺を補充する際には、バージョンアップすべき点がないか考えましょう。

再度見直すと、最新の自分からみて、気に入らない点がきっとあるはずです。

継続改善で、その時の目的・コンセプト・提案に合った名刺にどんどん改良していきましょう。

また、面倒でも写真も時々更新しましょう。

2.ホームページ・ブログ

いきなりホームページからコンサル依頼があることはまずありません。

しかし、ランディングページ(サービスのプレゼン内容を一枚でまとめ、問い合わせにつなげるページ)がしっかりしていると、問い合わせがあり、無料相談から受注という可能性はあります。

小さな会社・お店がホームページを作成する6つの目的

ホームページを作成する目的はこの記事で紹介しています。

中小企業診断士の場合は②の情報補完はクリアしてもらいたいと思います。

支援機関の方がホームページをご覧になり、

「へぇ~、そんなこともできるんだ。こんな実績もあるんだ。」

と新たな発見をされて、そこから新たな仕事をいただける場合もあります。

ということで、過去の実績や、強みの部分、お客様の声は積極的に開示しましょう。

そして、一度作ったら終わりではなく、どんどん更新して加筆していきましょう。

ホームページはPDCAサイクルを回すことがとても重要です。

といいつつ、更新が追いついていない私。。。

このホームページはワードプレスですが、できれば自分でワード感覚で更新していけるホームページにされることがおすすめです。

ブログとホームページが一体型になっているのが良いですね。

また、レスポンシブウェブデザインといって、スマホでもパソコンでもタブレットでも最適な形で表示できるものがいいと思います。

ホームページの更新は立派な営業活動です。

ホームページの改善は私の本職でもあり、話し出すとキリがないのでこのへんで終わっておきます。

3.SNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)

私はSNSの活用支援もしていることもあり、Facebook(個人アカウント)、Facebookページ(企業アカウント)、Twitter、Instagram、ユーチューブをしています。

直接お会いした方とゆるくつながるという意味ではFacebookがオススメです。

こちらから積極的に発信しなくても、ご縁のあった方のその後の様子がわかり、ありがたいです。

また、支援機関の方とつながっていると、地域おこしイベント・セミナー情報や補助金情報などを教えていただけます。

広くつながりを求め、どんどん情報を広げていくならTwitterですが、目的を達成するにはかなりの熟練が必要なように思います。

Instagramは診断士の本業とはつなげにくいです。

ただ、お店や地域の名所をPRしたり、写真撮影が好きであれば楽しめるかと思います。

最近はお客様が何かのSNSをされていることが多いので、つながっておくという意味で、可能であればどのアカウントも取得しておくといいかもです。

「思い出してもらうこと」「得意分野について何かあった時に真っ先に相談していただくこと」

こういう存在であり続けることはとても大切です。

マインドシェアを高めましょう。

ホームページ・ブログ・SNSの役割の違いについてはこちらをご覧ください。

ホームページ・ブログ・SNS(Facebook・Twitterなど)の役割の違い

4.ニュースレター・メールマガジン

先程にも述べたように、

「思い出してもらうこと」「得意分野について何かあった時に真っ先に相談していただくこと」

この点は非常に重要です。

私も以前はメールマガジンでビジネス書の紹介をしていました。

1人でできることは限界があり、仕事の整理をした時に休止を決定しました。

非常に限られた範囲ですが、私は年に4回、簡単な独自のニュースレターを作成し、郵送しています。

ニュースレターについても話し出すと長くなるのですが、

要は売り込まないことです。

プロスポーツやアーティストのファン会報のようなイメージで、親近感を持っていただくこと。

仕事への思いを知っていただくこと。お客様にとって役立つ情報を提供することです。

お客様としっかりつながるための最強ツール 『売れる&儲かる!ニュースレター販促術』

5.パンフレット・チラシ・サービス案内のプレゼン資料など

強みが明確であり、具体的なサービス商品があるのであれば作成すべきものです。

また、事業概要を説明できるパンフレットがしっかり作られていると、いいですね。

ここでもありふれた内容ではなく、こだわりや思いを具現化したいところです。

私も2つほど、サービス案内のプレゼン資料を作っています。

まとめ

販促ツールはコンセプトを軸に一貫性があるものでなければなりません。

ネット・リアル両面で販促ツールは重要です。

そして、ネットとリアルは連動させるものです。

試行錯誤して、継続して改善することでだんだんしっくりするものに進化していきます。

最初から完璧を求めるのではなく、とりあえず作りましょう。

小さく生んで、大きく育てていきましょう。

次回はリピート受注につなげる5つのポイントです。

【記事一覧)中小企業診断士独立体験記(27歳で独立10年目記念)

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  1. 松原秀樹

    岩橋さんのこれまで培ってこられたノウハウが凝縮されていますね。大いに参考にさせていただきます。

    • iwahashi_ms

      松原さん、コメントありがとうございます。何か一つでも参考になる点があれば嬉しく思います。

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