お客さま目線が脱下請けの一歩に
「岩橋さんの新規事業のプレゼン練習のダメ出しがきっかけで、職人肌の方がお客さま目線で製品開発を行うようになり、新商品が1000万円の販売実績をあげることがでました。職人気質が強い技術者が大きい当社において、あのプレゼン練習は大きな意味がありました。」(製造業 後継者)
この会社は大手の下請け、OEMへの依存度が高く、リーマン・ショック時に窮地に陥り、現状打破が必要と強く決意されていました。
新規事業の計画づくりと、そのプランのプレゼンの助言を行いました。
こちらはそれほどキツく言ったつもりはなかったのですが、顧客目線を社員が持つ大きなきっかけになったとのことでした。
後で、その社員さんがヒット製品を開発したと聴いてとてもうれしくなりました。
ものづくりをしていて、技術に自信があればあるほど、顧客が求めるものと異なる製品をつくってしまうことがあります。
外部の目線で素朴な疑問をぶつけることで、
「今のままではいけない」
という気づきが生まれることがあります。
常に「自分が顧客だったら買いたいだろうか、ほしいと思うだろうか」という視点を大切に今後も支援していきたいと思います。
貴重なコメント、ありがとうございました。
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