短期的な繁盛にご注意。中小企業のメディア露出の意味
「ほら、お父さんの会社、テレビに出てるんやで」
実は内向けの効果が大きいメディア露出。
ある企業がローカルテレビ局へのCMをずっと継続されている。新規顧客向け以上に社員や顧客に自信と誇りをもってもらうことが継続理由とのことだった。私が子供の頃からフレーズと調子が同じであり、今もはっきり覚えていることから、認知にも成功されている。
お店など、BtoCだとメディア紹介で一時的に来店や電話問い合わせが殺到することもある。ただ、これはあくまで一時的。このお客さん増加はいずれ収束する。この時に浮かれて、人員や設備を増強すると、それがあとで負担になる。実力か一時的か、この見極めはくれぐれも慎重に。
メディア紹介も1度実現すると、メディア側の信頼も選ば、2回目3回目。あるいは別のメディアからそれを見てオファーがくることも増える。一度関係ができればプレスリリースで、再取材につながるよう、新たな取組はこちらから発信する姿勢も大切。
中小企業では、良い理念、考え方、創業からのストーリー、お客様とのエピソードがたくさんあるが、言語化してコンテンツにできていないケースも多い。インタビューして聴いてみるとネタはたくさん出てくる。自分たちで表現が難しければ外の人を活用する。ライターさんの取材を受けるのはオススメ。
「ほら、お父さんの会社、You Tubeに出てるんやで」
You Tube動画編集を興味津々で覗いている子供らをみてると、こちらの方が今の子供らには「おぉっ!すげぇ」となる?メディア掲載より投稿するだけならこちらの方がはるかにハードルが低いが笑。
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