キャッシュレス決済は差別化になる。中小企業が見落としがちな「買いやすさ」という競争力
先日、ある田舎の自販機コーナーで面白い発見がありました。
5台並んでいる自販機のうち、バーコード決済に対応しているのは1台だけ。
現金を持っていなければ、その1台が自然と選ばれます。
商品が欲しいという気持ちは同じでも、決済方法の違いだけで選ばれる自販機が変わるのです。
さらに、一度バーコード決済の便利さに慣れると、次からも無意識に対応している自販機を選ぶようになります。
これは中小企業の集客や販路開拓にも通じる話だと感じました。
差別化は商品だけではない
差別化というと、
・新商品を開発する
・品質を高める
・価格を下げる
と考えがちです。
もちろん大切ですが、それだけではありません。
お客様が選ぶ理由は、商品そのものだけではなく、
・買いやすい
・支払いやすい
・相談しやすい
・予約しやすい
・問い合わせしやすい
こうした「利用体験」の積み重ねでも生まれます。
つまり、商品以外にも差別化できるポイントは数多く存在するのです。
お客様の手間を一つ減らす
中小企業支援をしていると、
「もっと集客したい」
という相談は多くあります。
その一方で、お客様に少し不便をかけているケースも少なくありません。
例えば、
・キャッシュレス決済に対応していない
・予約が電話だけ
・営業時間が分かりにくい
・問い合わせフォームが使いづらい
・Googleビジネスプロフィールの情報が古い
こうした小さな不便が積み重なると、お客様はもっと利用しやすい競合へ流れてしまいます。
逆に言えば、お客様の手間を一つ減らすだけで、「選ばれる理由」を一つ増やすことができます。
利用しやすさも立派な商品価値
価格や品質だけで競争する時代から、
体験で選ばれる時代へ。
その第一歩は、お客様の立場で自社を見直すことです。
・初めてのお客様でも利用しやすいか。
・迷わず予約できるか。
・支払い方法は十分か。
・問い合わせしやすいか。
商品を変えなくても、利用体験を改善することで売上が伸びるケースは少なくありません。
商品だけではなく、
買いやすさ。
支払いのしやすさ。
利用のしやすさ。
これらも、これからの中小企業にとって大きな競争力になるのではないでしょうか。
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