社員を大切にする経営

会社の全体最適と部分最適

経営者と末端の社員が見えている視点は大きく違います。
経営者は会社全体のことを常に考えますが、社員は所属している部署の範囲でしかモノが見えていないことが多々あります。
この状態を放置しておくと、自分の部署を良くしようとする部分最適の意識が大きくなり、会社全体の全体最適では
なくなってしまうことがあります。
従業員が会社全体といった広い視野で仕事を考えるようにするにはどうしたらいいでしょうか。

 

アンケートで現状把握

そう考える前にまずすべきことがあります。
それは現状を把握することです。
例えば、パートさんもアルバイトさんも含めて社員全員に自社の”強み”と”弱み”について思うことを書いてもらうこともおすすめです。
A4一枚に2項目作るといった簡単なものでOKです。
ここで重要なのが記名か無記名かです。
普段から経営についても何でも言い合える企業風土であれば、記名でも問題点をたくさん挙げてもらえます。
また、記名だとさらに詳しいことを直接本人からヒアリングすること、個人個人の視野の広さが明確に把握できます。

しかし、あまり上司に意見することが難しい組織であれば、”弱み”はあまり出てこなかったり、経営者自身が認めて話している内容の範囲でしか言ってくれないことも多々あります。本音で打ち明けてもらいたい場合は無記名の方が望ましいです。

第三者を活用する

無記名でも、手書きであれば筆跡、パソコンであれば書き方によって誰が書いたのか特定できてしまうかもしれません。特に少人数の組織ではその可能性は高いです。
こんな時は、第三者を活用するのもいい方法です。
中小企業診断士の見せ場ですね(笑)
実際、個別にヒアリングをさせていただくと、経営者と幹部・後継者との間でも、認識のギャップがあることが多いのが実感です。
何かを変えていこうとするとき、現状をしっかり把握することはとても大切です。経営者にとって耳が痛いこととも真っ直ぐに向き合う覚悟が必要です。
現状を把握し、組織レベルアップの第一歩を踏み出しましょう!!

 

【組織変革への道】

・まずは現状を把握しよう!
・パート、アルバイトを含む社員全員に自社の強みと弱みを書いてもらおう!
・書いたものを分野別にまとめ、みんなで話し合う場をつくり、改善計画を作ろう!

丹波経営研究会