資金調達の選択肢

資金繰りに困ったときの選択肢を把握しておきましょう。

1.支払いを「後払い」にしてもらう

創業時は現金払いでないと仕入れられないということもあるでしょうが、信頼関係ができた上で、掛けで仕入れさせていただくよう交渉できれば、資金繰りはずいぶん楽になります。

2.売上の手付金・中間金をもらう

高額なものや、納期の長い商品・サービスについては事前に代金の一部をもらえるよう交渉します。

以前お願いしたセミオーダーメイドのテーブルは、最初に1/3を支払うことが取引の条件でした。

3.金融機関から借入する

急に新規で借りようとしても難しいのが金融機関です。

普段から、また経営が順調な時に利息を必要経費として割り切り、手元の現預金を潤沢にしておくのも一つの方法です。

資金繰りが苦しい時にお願いしても、借入が難しかったり、利率が高くなってしまったりします。

4.事業主(社長)から借入する

個人資産でカバーできれば、これも一つの資金繰り策です。

個人であれば、借りるのではなく、お金を事業用口座に振り込むだけです。

会社であれば、役員借入金といった勘定科目になります。会社への貸しは、相続税上資産になる点にご注意を。

資金繰りでやってはいけないこと

手形の不渡り

手形取引自体、するケースは稀ですが、支払手形の支払期日に決済できないことが2回あれば、銀行取引停止となり、実質倒産となります。

給与遅配

従業員のモラルダウンになり、経営破綻に至るリスクが高まります。

こうなる前に手を打ちたいです。

税金・社会保険料の滞納

これがあると、信用保証協会などの公的な支援が受けられません。

こうなる前に相談しましょう。

高金利の借入

これも利用することになる前に相談しましょう。

 

資金繰りの基本は「入金を早く、支払いを遅く」

これが基本です。

できるだけ資金繰りが楽になる取引条件の交渉をしましょう。

ただ、取引とは相手があってのことです。

こちらが資金繰りが楽になるということは、相手の資金繰りを苦しくしていることと同義です。

この点も忘れないでください。

どちらかが苦しい取引は長続きしません。

お互いが気持ちよく取引できる条件で合意しましょう。

 

次回予告

次回は”【まとめ】事業計画を作ろう②”です。3月25日(月)朝5時に配信予定です。

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