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私が中小企業診断士として27歳で独立開業した当初の回想です。

会計事務所勤務時代に2回目の挑戦で運よくストレート合格し、有休を活用して実務補習を受けました。

2・3月は繁忙期のため、時期を分けて受けた記憶があります。

 

1.仕事があるということがいかにありがたいか

このことを身をもって実感しました。サラリーマン時代では仕事があること前提で私の仕事がはじまりました。

当然ですが独立すると仕事を生み出すことから仕事がはじまります。

当たり前ですが、自分でサービスを考え、知ってもらい、内容と価格を提案し、顧客に代金を支払っていただかないといけません。

自作のDMをポスティングし、取るに足らない代金でしたが、初めて見ず知らずの方から仕事をいただき、代金をいただいた時の感動は今でも忘れません。祈念すべきお客様第一号ということで花束までお渡ししました。

 

2.創業者・経営者がいかに偉大か

このことも実感しました。社員を雇い、仕事を任せるに至るまでがどれだけ大変かということを知り、創業者や経営者への敬意を新たにしました。また、仕事の第一歩である『顧客の創造』こそが事業の醍醐味であり、面白いことだと感じました。

この経営者への敬意を常に持って、中小企業支援の仕事をさせていただいています。

 

3.創業時の事業計画がいかに杜撰だったか

当時、5カ年の事業計画を立てました。今思えば、それが大失敗でした。「誰に」「何を」「どのように」というコンセプト、販売促進の具体策、行動計画が甘く、数値計画だけ立派な5カ年計画で、何一つ実現しませんでした。

おかげで、貯金を切り崩し、親の物心両面の支援を受けながら廃業寸前まで追い込まれました。生活が成り立つ売上を得るまで17ヶ月かかりました。まさに絵に描いた餅の事業計画でした。

それから、経営に実際に活かせる事業計画を試行錯誤し、ようやく毎月のPDCAサイクルを回して、実践できる事業計画になりつつあります。

 

時々、ここで書いた初心を思い直し、新たな仕事に挑戦していこうと思います。

 

中小企業診断士独立体験記【27歳で独立10年目記念】連載中

丹波経営研究会