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【書籍紹介】自己啓発

失敗しない良い習慣の身につけ方『自分を変える習慣力』

コーチング

 

コーチング

【今回のテーマ】

コーチング・良い習慣づくり

 

【今回の一冊】

◆タイトル:自分を変える習慣力
◆著者:三浦 将
◆出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
◆ページ数:240
◆2015.11.24

 

【こんな方にオススメ】(5段階)

●良い習慣を増やし、悪い習慣を減らしたい ☆☆☆☆☆
●良い習慣の習得方法を知りたい ☆☆☆☆

 

【気付き】

10年間続けていた私の目標管理の欠点

私は2008年の中小企業診断士として独立して以降、形態はやや変えながらも、ずっと目標管理を毎月しています。

その中では達成できた目標もあれば、ずっと達成できない目標もありました。

そして、本書を読んで、なぜ達成できない目標も結構あるのかがわかりました。

それは、

一度に習慣化しようとする目標が多すぎた

ということです。

本書では、

意志の力は消耗する。よって、一度に取り組む習慣化は一つだけに絞り、自然にその習慣が無意識でできるようになるよう3週間~3ヶ月集中して取り組むと良い。

とありました。

これは私にとって、非常に衝撃的な指摘であり、同時に、現状打破の可能性を大いに感じさせるものでした。

健康・食事・運動に関すること、仕事に関すること、対人関係に関すること、

個人の普段からの習慣をいかに変えていくかについて述べられています。

また、各分野について、具体的な改善例や改善を推奨する点が紹介されています。

 

良い習慣を身につける流れ

身につけたい習慣をリストアップする

その中から、自分の価値観、なぜ身につけたいかをよく考えた上で1つだけに絞る

意思の力を多く消費しないために、ハードルは低めにする。中身を柔軟に修正しながら取り組む。

3週間以上、意識しなくてもできるようになるまで取り組む

1つの良い習慣からさまざまな波及効果がある

例えば、朝早く起きるようになると、早く寝るために夜遅くまで飲み会に参加しなくなるなど。

1つの習慣を習得したら、少し休んで、新たな習慣にまた取り組む

良い習慣づくりに取り組みたい方にとてもおすすめの1冊です。

また、グルテンフリー(小麦をとらない)の食生活や、アドラー心理学の目的論にも触れている点が興味深かったです。

 

不快な仕事を快適な時間にする方法

もう1点、すぐに実行したことがあります。

気が進まない仕事は好きなこと、例えば好きなBGMと一緒に行う。

ということです。

私はどちらかというとデスクワークが苦手です。企業を訪問して、経営者とセッションをする方が好きです。

報告書の作成、経理事務等、事務作業が貯まると気持ちが乗らず、なかなか進まないことが多くありました。

さっそく、古いMP3プレイヤーをスピーカーにつなぎ、お気に入りのプレイリスト(B’zやMr.Children中心)を流すと、確かに、退屈な事務作業が楽しい作業に変わるのを実感しました。

これまでは、集中できないからと、事務作業時は無音でしていましたが、好きなこと、”快”を組み合わすことで、楽しい時間に変わる可能性を感じました。

 

経営も良い習慣を増やし、悪い習慣を減らすことが肝

今はさっそく、習慣化の目標を1つに絞り、しかもハードルを下げました。

すると、心に余裕が生まれてきました。

10年間、なんと非効率に目標管理をしていたのかとがく然としました。

経営も良い経営習慣をいかに増やし、悪い経営習慣をいかに減らすかが中長期的に非常に重要だと思います。

例えば、整理整頓(5S活動)が整っている会社は財務体質も良いことが多いです。

ある飲食店専門の中小企業診断士の方は、店がごちゃごちゃに散らかっている店で儲かっているお店はないと断言されていました。

掃除や不要なものを捨てることくらいから良い習慣づけを始めると、気がついたら優良店に大変身しているかもしれませんね。

 

 

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