なぜ「いいセミナー」をしても結果に結びつかないのか?

 

【こんな方にオススメ】(5段階)
●セミナーで集客を検討している ☆☆☆☆☆
●一度、自分のセミナーを客観的に見直したい ☆☆☆☆
●後につながるセミナーをできるようになりたい ☆☆☆

 

【感謝】
読者のみなさまへ
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
ゴールデンウィークも終わり、休みボケも一段落といったところでしょうか。
寒暖の差が大きい日が続きますので、体調管理には気をつけましょう!

 

【今回のテーマ】
セミナー

 

【今回の一冊】
◆タイトル:「顧客を獲得できるセミナーづくり」7つの法則
◆著者:野津 浩嗣
◆出版社:東洋経済新報社
◆ページ数:203

 

【レビュー】

●「いいセミナー」の概念を変えなくてはいけない

単発セミナーの売上だけでなく、それに続く売上をつくることを考えなければ、ビジネスとして
成り立ちません。
いいセミナーの概念が、「参加者の満足度の高い、喜ばれるセミナーを提供する」ことから、「次の商品に進みたくなるセミナーをつくる」

本書は21年間で2600回セミナーをした筆者の「野津式セミナーづくりのノウハウ」が凝縮されたものです。
試行錯誤の中から、セミナーからメイン商品の購入につなげるためのセミナーつくりに必要なことが体系的にまとめられています。

(1)セミナーには2種類ある

「知識・情報提供型セミナー」
→セミナーの中で公開されるノウハウそのものが売り物いい評価を得ても、すぐに次の商品を購入してくれるわけではない。

「集客目的型セミナー」
→商品やサービスに必要性を感じているお客様を集め、メイン商品の一部をセミナーで体験してもらう。
体験や味見をしていただくことで、次の交渉のハードルがかなり下がる。
「売り込む」から「相談に乗ってあげる」

 

(2)ターゲットの明確化

万人向けのセミナーは失敗の原因。
ターゲットを具体的に書き出し、抱えている欲求や悩みをイメージする。
そこから連想するキーワードを見つけ出し、それをセミナーに反映させることで説得力はグッとアップする。

 

(3)セミナーは「おしり」から作る

クライアントを獲得することが目的なら、どういう終わり方をすればクライアント獲得に
つながるのかを一番に考えないといけない。

「セミナーの落としどころは何?」

をぜひ合言葉に。
プログラムはおしりから前に向かって逆算してつくる。

 

●練習と事前準備

私が上手にセミナーで話ができるのは、人より話がうまかった、人よりコミュニケーション能力に長けていたからではありません。
誰よりも多く練習し、事前準備をしっかりとしてセミナーを行ってきたからです。

私も準備8割、本番2割だと思っています。
限られた時間の中で最大限準備をすることで、当日の不安が軽減され、自信をもって話ができるようになると思います。

本書では、基本的な考え方から、セミナーの組み立て、チラシ作り、話し方と実践的なノウハウが具体例を豊富に盛り込みながら説明されています。

「なかなかセミナーをしても効果がない」

とお悩みの方は、一度、どの点が足りないのか本書でチェックしてみるといいのかもしれません。
それは考え方かもしれませんし、具体的手法かもしれません。

 

【目次】
はじめに
第Ⅰ部 セミナー基礎知識編
第1章 いいセミナーがクライアントを獲得できるとは限らない
第2章 セミナーには2種類ある!
第3章 セミナーの構造(内容、話し方、熱量)
第Ⅱ部 セミナー企画編
第4章 2つのニーズがある
第5章 「ニッチ」という網をかけてみる
第6章 ターゲットの明確化
第7章 空きポジションを見つける
第Ⅲ部 セミナーづくり編
第8章 ストーリー性があるか
第9章 プログラムのつくり方は「おしり」と「3」
第10章 7つのしかけ
第Ⅳ部 セミナー強化編
第11章 セミナーチラシづくり
第12章 講師の話し方

 

【今回の一冊】
◆タイトル:「顧客を獲得できるセミナーづくり」7つの法則
◆著者:野津 浩嗣
◆出版社:東洋経済新報社
◆ページ数:203

 

【おすすめ度】(5段階)
●総合 ☆☆☆
●読みやすさ ☆☆☆☆

 

【編集後記】
セミナーは何度やっても緊張します。
特に初期は早口になる傾向があるのと、「まぁ」や「え~」といった口癖もひどかったです。(現在、徐々に改善中)
セミナーの練習法でおすすめなのは、録音、録画して自分で聴いてみることです。
これによって、時間配分、単調になっていないか、口癖はないか、しゃべるスピードはどうか等色々見えてきます。
同じするなら後で仕事につながるセミナーができるようになりたいものです。

 

【目指せ200冊レビュー!】
今回で103冊目です。

丹波経営研究会