「コミュニケーション販促」のすすめ

【感謝】
読者のみなさまへ
毎度ありがとうございます。
あっという間に11月も終わりです。
Googleで家の標高を調べたら460mくらいありました。
寒いわけです(笑)
京都市内が紅葉で賑わう前に家周辺の紅葉は落葉してしまいました。
タイヤもスタッドレスにし、引っ越し後初めての冬に戦々恐々です。

【今回のテーマ】
販売促進

【今回の一冊】
◆タイトル:『不景気でも儲かり続ける店がしていること』
◆著者:米満和彦
◆出版社:同文舘出版
◆ページ数:193

【こんな方にオススメ】(5段階)
●儲かる店が儲かっている理由を知りたい ☆☆☆☆☆
●今までの販売促進を見直したい ☆☆☆☆☆
●お店のファンを増やしたい ☆☆☆☆☆
●小さなお店に合った販促を学びたい ☆☆☆☆
●割引・値引きの集客に限界を感じている ☆☆☆☆

【レビュー】

●釣った魚に餌をやらない

最近、釣った魚に餌をやらない店が増えています。
「紹介客は初回無料」
「新規のお客さまの中から、10名様に温泉旅行プレゼント」
新規のお客さまを獲得するために、もう店主は必死です。
新規客が優遇されるのを苦々しい表情で見つめている人がいます。
いつもご来店いただいている既存のお客様です。
「毎月多額のお金を払い続けている私が”定価”で、なぜ、今まで1円も支払っていないそのお客が”半額”なの?」
悶々とした心情でその光景を見つめていた彼(彼女)らは、やがて静かにあなたの店を離れていきます。
これが「失客」です。

本書では、繁盛している店は「釣った魚」に餌を与え続けていると言います。
販売促進には「正しい順序」があるとし、その順番にわかりやすく説明されてあります。今までの販売促進にマンネリを感じている方、もっと既存顧客を大切にしたい方、その具体策が本書には書かれてあります。

 

(1)明るい店

明るい友達の周りには、いつも多くの人が集まっているはずです。
なぜ、明るい人の周りには人が集まるのかと言うと、その答えはその人が明るいからです。
消費者は家庭では体験できない非日常を求めて店に向かいます。
不況と言われるこの時代において、人々に求める店舗像は明るい店です。

・人々を惹きつけてやまない明るい店主
・笑顔が魅力的な明るいスタッフ
・張りのあるかけ声や、明るい笑い声が聞こえてくる店内
・照明などを活用して、物理的な明るさを演出している店

家庭や社会で疲弊している現代人は、
そんな「明るい店」を求めているのです。

(2)販促の3段階必勝法

1.新規客獲得「認知」と「リスト収集」
2.固定客化「接触」
3.ファン客化「個人接触」

(3)10個以上の新規客獲得の仕掛け

一発逆転の広告。
そんな魔法のような方法は存在しないし、そのような不確かなものに夢を抱いてはいけません。
小さな店であればあるほど「小さな仕掛け」を複数用意することをおすすめします。
できれば、10個以上の
「新規客獲得の仕掛け」
を用意するようにしてください。

 

●そもそも、そんなにお客様は必要ない

あなたの店には、どのくらいのお客様がいれば成り立つと思いますか?
仮に年間3000万円の売上の店を作るとして、平均購入額5000円、平均来店頻度年4回の場合、一人当たりの年間購入合計額が2万円となるので、3000万÷2万円=1500人となります。
つまり、1500人の固定客がいれば、3000万の店を作ることができるということ。
中小店の場合、必要な顧客数は絶対に「万単位」にはなりません。
必ず、百~千単位で収まります。
あなたが、じっくりと向き合うべき顧客数は、たかだか数千人程度なのです。

固定客化、ファン客化の勘所が知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。
お客さんを楽しませながら顧客リストを作る方法や、ニュースレターの力、個人接触の具体的方法は必見です。
全体として、とても流れがスムーズで読みやすい印象を持ちました。
あなたのお店で本当に必要なお客様数は何人ですか?
ファン客を一人一人積み上げて、繁盛店を目指しましょう!

【目次】
まえがき
序章
1章 間違いだらけの販売促進
2章 販売促進の「正しい順序」
3章 新規客獲得~10の仕掛けで集客しよう
4章 固定客化~小さな店の最大の武器で定期接触
5章 ファン客化~個人接触で最後の仕上げ
6章 商売繁盛が実現する永久不変の法則
あとがき

 

【今回の一冊】
◆タイトル:『不景気でも儲かり続ける店がしていること』
◆著者:米満和彦
◆出版社:同文舘出版
◆ページ数:193

 

【おすすめ度】(5段階)
●総合 ☆☆☆☆☆
●読みやすさ ☆☆☆☆

 

【編集後記】
ニュースレターは本当に効果的な手法だと思います。
先日お会いした方も、自店の顧客リストを作ることの重要性を言われていました。
お店のファンに囲まれて楽しく営業を継続しながら進化することをイメージしてみるのもいいかもしれません。
有料広告から抜け出して、お客さんがお客さんを連れてくる仕組みを構築しましょう!

【目指せ200冊レビュー!】
今回で116冊目です。

丹波経営研究会