【感謝】
読者のみなさまへ
いつもありがとうございます。
、ほったらかしにしていませんか?
【今回のテーマ】
小さな会社のホームページ活用
【今回の一冊】
◆タイトル:『なぜ、9割の会社のホームページは失敗しているのか?』
◆著者:株式会社アルマジロ 代表取締役社長 平井周平
◆出版社:総合法令出版
◆ページ数:189
◆2014.10.2 初版
【こんな方にオススメ】(5段階)
●ホームページ制作会社の選び方がわからない ☆☆☆☆☆
●ホームページがこのままでいいのか考えている ☆☆☆☆
●ホームページを新たに制作する担当になった ☆☆☆☆

【レビュー】

●良いホームページ制作会社とは?

<ホームページ制作第一主義>
ホームページを制作することが自体を目的にしまっていること
<ホームページ活用第一主義>
ホームページを活用することにより、ビジネスをより円滑に行い、そして拡大したいと思っていること中小企業がホームページを活用し、効果を出すためには、よい製作会社とのおつきあいは必須です。
そして、ホームページ制作がうまく行くかどうかは、この製作会社の選定と、製作会社とのやりとりの方法でほとんど決まってしまうといっても過言ではありません。
ホームページは自社のビジネスを表現するツールです。
製作会社は、ホームページを作成する技術や集客対策などについてはプロフェッショナルかもしれませんが、ビジネスの肝となる部分については、やはり発注企業側であるみなさんの方が格段に知識が豊富であるはずです。
いい製作会社なら、ビジネスの内容や商品の知識を学ぶための手間を惜しんだりはしないはずです。
本書は、ホームページの制作後の運用を重視している
ホームページ会社の社長によって書かれた本です。
中小企業がどのようにホームページ制作を考え、どのような製作会社を選び、どのように運用していけば良いかの指針を示されています。
考え方をわかりやすく学べる点が良いと思います。
もっと事例付で、ホームページの中身のことを学びたいのであれば、こちらがおすすめです。
『問い合わせ数が4.7倍になる超戦略型ホームページ企画術』
SEO対策であれば、こちらがおすすめです。
『WordPressで加速させる! ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル』

(1)車の組み立て方を勉強して車を買う人はいない

たとえば、クルマを買うとき、エンジンの組み立て方を勉強する方はほとんどいないと思います。
実は、「初めてのホームページ」や「初級HTML」といった本を読むことは、このエンジンの組み立て方を学んでいるのとほぼ同じなのです。
せっかく勉強するのであれば、
「クルマの運転の仕方」=「ホームページの効果的な運用の仕方」
を学ぶことをお勧めします。

(2)中小企業のホームページはほったらかしが9割

最初から更新する予定がないなら、ホームページなど作らない方がいいと私は思っています。
更新しないから閲覧も増えないし、閲覧がないから更新もしないという負の連鎖に陥っているのではないでしょうか。
残念ながら中小企業の9割のホームページは、こうしてほぼ使われていない状態に陥っているのです。
更新作業はある一時の作業ではなく、期間をもって継続して行う作業です。
たとえば、制作予算が80万円あるなら、まず44万円でホームページを制作し、月3万円を1年間運用費に当てて更新した方が、ずっと結果が出せるようになるはずです。

(3)デザインより運用実績

ホームページ制作会社で紹介している制作実績は実はあまり意味がありません。
ホームページのデザインがきれいかどうかは、ホームページを作成する本質的な部分においてあまり重要ではありません。
デザインだけであれば、一般的な製作会社であれば同じようなものをすぐに作ることができます。
制作実績を自慢げに載せている会社は、すべてのページ制作が「デザイン重視」に偏っていると思えます。
もし、可能であれば、製作会社の制作実績ではなく、運用実績を聞いてみてください。
「制作したホームページがその後どのように変わっていったのか?」
「どんな更新をサポートしているのか?」
「どんなアドバイスの上で現在のホームページになったのか?」

●有料の検索エンジン対策は持続性が期待できない

業者の行う検索エンジンで上位表示を狙う対策は劇薬と一緒です。瞬発力はある程度期待できますが、持続性は期待できません。
検索エンジンの順位を決める要素は、検索エンジン対策だけではありません。
「よりユーザーに支持されるページなのか?」
「キーワードは適正か?」
「きちんと更新されているか?」
結局日々の更新作業に勝るものはありません。
仕事柄、ホームページの診断をすることもよくあります。
これを書いていて気づいたんですが、私はホームページの全体的な印象は見ても、デザインはあまり意識していないなということです。
事業戦略・事業の方向性を確認した上で、ホームページの目的を明らかにし、それが実現できる中身となっているのかどうかを重視しています。
ホームページはものづくりです。
”完成”はなく、常に進化し続けなければならないと思います。
そして、ホームページは制作して終わりではなく、そのホームページの目的を実現すべく改善し続けること、中身をより充実させていくことが大切だといつもお伝えさせていただいております。
”運用実績”や当初のホームページへの顧客期待がどの程度実現できているかの実績を制作会社に尋ねることはとても大切だと思います。
【目次】
はじめに
第1章 中小企業のホームページが失敗する理由
第2章 ホームページ制作に関する間違いだらけの常識
第3章 ホームページ制作の進め方と注意点
第4章 ホームページ製作会社の選び方とつきあい方
第5章 ホームページのコンテンツの作り方
第6章 ホームページ制作後の運用とSEO対策
おわりに
【今回の一冊】
◆タイトル:『なぜ、9割の会社のホームページは失敗しているのか?』
◆著者:株式会社アルマジロ 代表取締役社長 平井周平
◆出版社:総合法令出版
◆ページ数:189
◆2014.10.2 初版
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【おすすめ度】(5段階)
●総合 ☆☆☆
●読みやすさ ☆☆☆☆

【編集後記】
ホームページ・ブログ・フェイスブック・ツイッター・ラインとお金をかけずに小さな会社やお店が販売促進を行う手段はずいぶん増えました。
しかし、戦略的に目標をもって運用に力を入れているところはまだまだ少ないように思います。
地方ではちょっとの工夫で上位表示されるようになり、来店につながる場合も多々あります。
ホームページ作成の技術ではなく、正しい認識と運用に対する考えをを身につけておくことはとても大切です。

【目指せ200冊レビュー!】
今回で169冊目です。

丹波経営研究会