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コンセプト創造・事例

コンセプトとは?4つのポイントと3つの視点

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コンセプトとは?

コンセプトについて説明されているものを探して列挙してみました。

 

「自分が実現したいことの包括的なイメージ」

by『成功はすべてコンセプトから始まる』木谷 哲夫

「全体の元となる基本的な考え方・根本的な思想」

by コンセプトの意味とは

聞いただけ、読んだだけでその人の頭の中に画(え)が浮かぶ言葉。しかも一言で言い切れるくらい簡潔な言葉。言葉で表現できるものがコンセプトです。

by 【第216回】あなたはコンセプトの正しい意味、わかりますか?

「当該製品や事業がユニークに満たすニーズ」

顧客のニーズと自社の競争力が統合されるところに「顧客価値」があり、その「顧客価値」と「目指す社会と大切な価値観」という志を統合したところにコンセプトは存在しています。

コンセプトは「キャッチコピー」とは違う。なぜなら、コンセプトには「意思決定のよりどころ」という大切な役割があるからです。

by 【コンセプト】コンセプトとは何か?

コンセプト4つのポイント

整理すると、下記のような点が重要ではないかと感じました。

・会社、事業、製品(商品・サービス)の基本思想

・言葉で表現できること

・顧客価値と価値観・志が統合している

・コンセプトに基いて意思決定が行われる

 

当方の考えるコンセプト

会社の価値観、会社の強み、顧客ニーズを整理し、

その上で、誰に、何を、どのようにの3つの視点で

言葉にして整理しています。

 

会社の価値観、会社の強み、顧客ニーズ

会社の価値観

小さな会社やお店の場合、経営者のモチベーションは非常に重要です。なので、まず経営者の

価値観・好きなこと・理念・こだわりなどをお伺いします。

会社の強み

また、現在所有されている強み・新たに加えようとされている強みについても整理します。ポイントは、経営者や社員の方は、あたり前だと思っていることの中に、外部から客観的に見たら「すごい!」と思えることがあることです。

顧客ニーズ

顧客ニーズについては、「なぜ常連客が選択肢が多くある中で、当社を選んでくれているのか?」あるいは、「なぜ、当社でなく、他社を顧客が選択するのか?」といったことを知ることを重視します。統計的なデータではなく、できれば直接顧客から聴き、観察することが必要です。

 

誰に・何を・どのように

誰に(顧客・市場)

顧客・市場を意味します。対象が広すぎると、焦点がぼやけ、結果として特徴がなく、ありきたりなものになってしまいます。理想的な一人の顧客を具体的に描いて考えるペルソナ分析は有効かと思います。

何を(商品・製品・サービス)

商品(製品・サービス)です。「何でも売っています。」は「何もウリがない。」というように外部からは思われてしまうことが多いように思います。何か一つ、看板商品や新規取引のきっかけとなる商品を考え、一点突破で認知度を高めていくことが良いのではないでしょうか。

どのように

顧客・市場へのアプローチ方法や、商品・サービスの開発方法・工夫などです。

 

具体的事例については、コンセプト事例のカテゴリーで紹介していきたいと思います。

 

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